MOJOkunの日記

2019年末にヤフーブログが閉鎖になるのでこちらに引っ越しました。

徐々にではありますが、匿名掲示板の自主コンペに上げていた頃の感覚が戻ってきています。 メソッド的には、いまの方がクリアです。

日曜日。

休日。

今日は文戯杯のことは忘れようと思っていましたが、ここを更新するまで30分ばかり、WORD縦書きのブツを眺めていました。

書き出しの約500文字が決まったので、あちこちに寄りながら、箇条書きにしてある切れ端を使うべきか捨てるべきかを吟味し、ゴールすれば完成となるわけです。

前回は、書き終わってから、何年も皆勤で更新し続けているここの検索機能を使えば、もっと楽にネタが探せた気がして、今回はそうするつもりでしたが、お題が「さようなら」だと、使えそうなものはヒットしません。

でも、箇条書きをディテールに使うとなると、そこで使われている語を検索することは可能です。

まだやっていませんが。

いつも滞るのは、固有名詞の扱い方です。

知る限りだと、村上春樹長嶋有は、固有名刺を多用します。

長編小説を読むことが苦手なおれですが、村上春樹は何故かすいすい読めます。

特に『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』はとても良い読書体験でした。

主人公の愛車がトヨタ・カリーナGTで、ニッチな選択だと思いました。

カリーナというクルマは、新車として世に出たときは独立した車種でしたが、あの作に出てくる型番は、メーカーが販売ディーラーに対する公平性を保つために、人気の高かったコロナの意匠を少し変えて、コロナを扱っていないディーラーで売られていたのでした。

中身はコロナそのもの。

トヨタだと、カローラとスプリンター、ターセルとコルサ、マークⅡとクレスタとチェイサー、も中身は同じで、少しづつ意匠が変えられていただけでした。

村上春樹はそういう事情を知っていてカリーナにしたのかな?

読みながら疑問に思いました。

おれも前回にコルサを使いましたが、あれは事実だからそうしたのでした。

ターセルよりコルサのほうが、語感としてあの作に合っていると思ったから。

 

10年ぶりに小説を書くようになって、今回が4作目。

徐々にではありますが、匿名掲示板の自主コンペに上げていた頃の感覚が戻ってきています。

メソッド的には、いまの方がクリアです。

 

ここまで。

明日も書きます。

 

今夜の1曲。

イーグルス『Desperado 』。

若い頃、このバンドを武道館に観に行きました。

演奏が巧いことをウリにしているバンドではありませんでしたが、各々がとても高い技術を持っていました。

 


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