土曜日。
休日。
今日も寒いようですが、電気ブランケットを脚に巻いて、快適に過ごしています。
「さようなら」がお題、文戯杯に上げる作の、書き出しが決まりました。
書き出しでその作の色彩のようなものは決まるので、あとはそのモードをキープしつつ、ゴールに向かえばよろしい。
文字数で500程度ですが、最も気を遣うところをクリアした気がします。
昼間、Twitterでつながっているひとのイタリア車、フィアット・パンダのイラスト(たぶん)を見て、30代の頃に、ルノー・シュペール・サンクとシトロエンBXを乗り継いだことを思い出しました。
当時、クルマは既にハイクオリティで廉価なメイド・イン・ジャパンが世界中を席巻する時代で、日本でフランスのクルマを買うことは、即ちデザインを買うことだと思っていました。
乗ってみると、シートや高速域の安定性が国産車に勝っていましたな。
カーデザイナーの2トップは、ジョルジェット・ジウジアーロとマルチェロ・ガンディーニ。
共にイタリアのひと。
ジウジアーロは上述のパンダや、いすゞ117クーペやピアッツァなど、日本のクルマも手掛けました。
ガンディーニの存在を知ったのは、ランボルギーニ・カウンタックでしたな。
え? こんなの在りなの? 的な衝撃を受けました。
ルノー・シュペール・サンクもシトロエンBXもガンディーニがデザインしたクルマです。
ラテンの国のクルマは、機械としてのクリティに問題がありましたが、デザイナーの意向が量産車にも注がれているようで、キレイでしたな。
希少性がキレイに見せているのかも、とも考えましたが、ツアコンの仕事でフィアットやルノーが多く走っている国に行っても、キレイ、と思う気持ちは変わりませんでした。
日本のクルマは、モーター・ショーで見るクレイモデルやコンセプトカーはキレイなのに、量産車にコストの掛かる板金方法は避けられていたように思います。
2023年のいまは板金技術も上がったのか、街を走るトヨタ・ヤリスを、おれはキレイなクルマだと感じます。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
冬にこそ聴こう。