木曜日。
気温が上がったようで、帰宅すると暑くてエアコンをオン。
涼しくなればオフ、暑くなったらオンを繰り返しています。
湿度は高くないから不快ではありませぬ。
さて、明日作業所に通所すると土曜日からゴールデンウイーク。
長い休みはもはや嬉しくありませんが、旧友との飲み会がありそれは楽しみです。
アコギ三本はGIBSONが良く鳴っています。
他の二本はMARTINで良い音が当たり前だから、フィンガーピッカーのおれは良い音色のGIBSONをとても貴重だと想うわけです。
GIBSONのアコギというものはフラットピックでガッツリ弾く類いの楽器、というのがアコギ会の通説で、youtubeで見る楽器店デモ動画でもそういう弾かれかたをされています。
おれのGIBSONアコギ原体験は、十四歳のときに聴いた吉田拓郎っすね。
アルバム『元気です』収録の『旅の宿』『ガラスの言葉』がフィンガースタイルで弾かれていました。
同時期にビートルズの後期アルバムも聴いていて、マッカートニーの弾く『BLACKBIRD』その他のアコギ曲に惹かれました。
当時、ガッツとか新譜ジャーナル等の雑誌で、拓郎はGIBSON、マッカートニーはMARTINと知りました。
今はGIBSONレプリカのギターも多く見かけるようになりましたが、当時はYAMAHAもMorrisも、おそらく世界中のメーカーがMartinレプリカを造っていました。
だから、アコギの音のスタンダードはMARTIN! と刷りこまれていています。
GIBSONはMARTIN比で「ドライ」っすね。
MARTINが絹豆腐でGIBSONは木綿豆腐的に。
でも、ここで書く機会はGIBSONが多い気が。
それは、GIBSONアコギと云うものが、演奏者がちゃんと弾かないと良い音色で鳴らないからっすね。
端的に云うと、カラオケのリバーブなしがGIBSONというか。
DTMをするようになって、その想いは強まりました。
MARTINはいつ何時でも良い音色。
つまり面倒くさくない。
だから放置気味になります。
さて、ここでGIBSONアコギがフィンガースタイルで弾かれて良い音色のサンプルを提示して、この項を終わりたし。
今夜の一曲。
GIBSONの型番J-50が良く鳴っています。
James Taylor - You've Got A Friend
おれのGIBSONはJ-45。
50と45の違いはボディの色のみ。