水曜日。
定休日と旗日が重なりました。
冷たい雨が降りましたが、お昼は駅近の中華屋さんで野菜炒め定食と紹興酒のボトルを注文。
部屋に戻って『学園天国』のギターをさらってみようとしましたが、いつもいうようにエレキギターの宅練はモチベーションが上がってきません。
アコギとちがって出音がアンプだから、部屋のショボいアンプでは弾く気にならず。
おれの地域の感染者は今日も10000人を超えていて、また当分はレンタルスタジオには入れないだろうし。
よく飽きない、と自分でも不思議なのがアコギっすな。
今日も2本のマーチンとギブソンが良い音色。
30歳のころに、ステファン・グロスマンのアコギで弾くブルースに特化したレッスンビデオを買ってみると、
「伝説的なブルースマンたちはみな右手は親指と人差指しか使わなかった!」
と力説していました。
教えるステファンは中指も使っていたのに。
でもステファンが紹介する伝説のブルースマンたちのモノクロ映像では、確かに2フィンガーで弾かれていて、2フィンガーはリズムのキープやタメ感には適していて理にかなっていると感じました。
動いているレバラント・ゲイリー・デービスやライトニング・ホプキンス、マンス・リプスカム、などを観て。
ところで、おれは14歳から始め、弾ける弾けないのボーダーを「3フィンガー奏法(指を3本使う、という意味だけではない)」と考えていました。
ボーダーには案外早くに到達しましたが、30歳で「伝説のブルースマンたちは2フィンンガー!」といわれ、えー? 今更? と愕然としました。
でも、あれから30年以上が経ってみると、『蒼い夏』は3フィンガーで弾くし、ライトニング・ホプキンス的に弾くときは2フィンガーになります。
どちらかひとつを選ぶのではなく、両方やるということにして正解でした。
ここまで。
明日も書きます。
今夜は2曲。
吉田拓郎『花嫁になる君に』。
ライトニング・ホプキンス『モジョ・ハンド』。