日曜日。
休日。
ナオミ・オオサカは、苦戦したが競り勝って全米オープンで優勝しましたな。
試合の度に黒いマスク姿でコートに現れ、アメリカで人種差別があることを訴えていましたな。
おれは、十代のころからブルースの12小節と三連符に親しんできたけれど、歌詞の内容とか、優先順位的には下の方でしたな。
ブルースが生まれた土壌や環境その他は、30代になってやっとそういう内容の書籍を読むようになりました。
クラプトンの『アンプラグド』がバカ売れして、ロバート・ジョンソンのコンプリートアルバムも売れていて、おー、時代はブルースか、みたいに感じていました。
年2回100万円以上のボーナスがもらえて、プロ仕様のアコギを買って、ステファン・グロスマンのレッスンビデオを見ながら、ブルース史に名を残すプレーヤーたちの弾き方をコピーしました。
いま思うと、あのころには、ギタリストとしての幸せがありましたな。
それが落ち着いてくると、「もう上がりかな」という感じになりました。
アコギでのタッピングとかが出始めのころで、プレストン・リードとか、すごいと思ったし、押尾コータローもあのころ出てきた人だったと思います。
でも、おれはこれは追いかけないだろうなー、と思い、実際追いませんでした。
後年、パソコンのYou Tubeで、押尾コータローはよく聴きましたけどな。
ブルース系ソロギターでレパートリーが何曲か増えると、あとはそれをキープするためにほぼ毎日弾きましたな。
50歳手前で、精神科の病院に入院することになるのだけれど、その前後、ギターを触らない時期があり、気がつくと30代で覚えた奏法をまるっきり忘れてしまい、とても落胆したけれど、最近はコロナで、密になるからレンタルスタジオに入れなくなり、エレキギターを弾くことがなくなり、アコギを触る時間が長くなり、忘れてしまったあの奏法を少しづつ思い出してきて、すごくいい感じっすな。
ではでは。
ここまで。
明日も書きます。