MOJOkunの日記

2019年末にヤフーブログが閉鎖になるのでこちらに引っ越しました。

連想、噂のベーシストを聴いてみて。

火曜日。

いつものように作業所に通い、夕方に帰宅。

昨日も今日も、帰宅してパーカーを脱いでTシャツ1枚で過ごしている。

エアコンを冷房や除湿で使うまえに、フィルターをシャワーでジャブジャブ洗おう。

 

つい最近、噂のベーシストをYou Tubeで見た。

ハマ・オカモトがその人で、16ビートのファンクを涼し気な表情で弾いていた。

とても良いパフォーマンスで、もっとはやくに見るべきでしたな。

 

さて、初めてバンドの一員になった頃、おれはベーシストでした。

好きでそうなったわけではなく、ベーシストの席だけが開いていたから。

すでにチョッパー奏法は流通していて、いまはスラップ奏法というようですね。

小僧だったのに、既にヒットチャートやアルバムセールスには興味が向かず、最先端だったそういう弾き方には背を向けていましたな。

それまで聴いていた楽曲のベースパートを耳コピして、要はルート音を弾いておけばいいのだなと解り、それ以上のことはしませんでした。

ポール・マッカートニージャック・ブルースは、やり過ぎてると感じました。

ジョン・ポール・ジョーンズビル・ワイマンは、もうちょっと目立てよ、と。

しかし、当時の経験は、後年アコギでブルースのソロギターを弾こうと思ったときに役立ちましった。

ソロギターとは、大雑把にいえば、親指でベースラインを弾いて、人差し指と中指でメロディを弾く要領ですが、エレキギター以前の伝説的なブルースマンたちは、親指と人差指しか使っていないことを知り、愕然としました。

そういう系のレッスンビデオで、現存する彼等のモノクロ映像を観てビビったのでした。

3フィンガーで弾いていた人は、ミシシッピジョン・ハートしか思いだせません。

映像が残っていない人のなかに、ブラインド・ブレイクというラグタイムブルースの弾き手がいるのですが、あの音数の多さだと3フィンガーだったじゃね? という人と、いや、2フィンガーでないとあのリズム感タイム感は出せない、という人がいて、いまだにその論争は続いています。

ブルース系は、確かに2フィンガーの方がリズムをキープしやすいのですが、当時のおれは30代で、小僧のころに4畳半フォーク系をコピーしていたから、上でいうところの3フィンガーとは違う3フィンガーが指に染み込んでいて、矯正することは諦めました。

違う3フィンガーとは、有名な曲でいうと、PPM『パフ』や風『22才の別れ』のことです。

 

さて、PPM『パフ』を探してみよう。

ブラインド・ブレイクラグタイムを弾いている音源も貼ってみる。

ブラインド・ブレイクの演奏が、You Tubeで聴ける時代になったのだなー。

感慨ひとしお。

 


Peter, Paul and Mary - Puff, the Magic Dragon (25th Anniversary Concert)

 

 


Southern Rag by Blind Blake (1927, Ragtime guitar)