日曜日。
休日。
金曜日に週末は悪天候的な報道を見たけれど、今日は青空でしたな。
昼間は暑いくらいでした。
さて、休日だと夕方ぐらいにここの更新ネタを思いつくのだが、書くのは21時を過ぎることが多く、たいていはネタを忘れている。
だから、今日は忘れないうちに記しておきます。
といいながら、いま、20時を過ぎていますが。
思いついたのは、ヘビメタからクラプトンまでを遡る連想&雑感であります。
おれは、ヘビメタはどれも同じに聴こえてしまう。
演歌もそんな感じです。
非国民的ですが。
でも、ヘビメタ系早弾きギタリストたちは、クラッシクギターやジャズギターの者たちのように毎日々反復練習をしているはずで、そこは素晴らしいと思います。
まー、音楽史的には、ヘビメタの祖はディープパープルやレッドツェッペリンで、パープルやツェッペリンの祖はクリームなのだろう。
この筋に共通するのはギターの歪んだ(ひずんだ)音。
クリームのギタリストだった、エリック・クラプトンは祖の祖ということになると思う。
さっきまで、You Tubeでクリームのライブ動画を観ていたけれど、インプロビゼーションが長すぎてダレる。
ブルース的(ペンタトニック)な音での長い即興演奏など、あのころは珍しさもあったのだろうが、いま聴くとダサい。
レノン&マッカートニーの楽曲はいつまでも色褪せないのにね。
クリームから10年くらい経って、ダイアー・ストレイツ『悲しきサルタン』が世に出た。
絶望的にダサい邦題だけれど、あの曲の原題は『Sultans of Swing』で、悲しきサルタン、は大意そのものです。
凄腕のジャズマンが小さいハコで少ない観客を相手にしている悲哀の歌だから。
ロックミュージシャンのデカいハコとフルハウスのオーディエンスを皮肉るのが裏の意味でせう。
それを、マーク・ノップラーはディランのように歌いクラプトンのようなギター・ソロで。
あー、いいたかったことと激しくズレてしまった。
おれは、エリック・クラプトンは、クリーム以前のブルースブレイカーズで弾いたインスト『Hideaway』一曲をもってして、生涯にすべき仕事を終えたと思っているのです。
イギリスの白人小僧が、オリジナルのフレディ・キングよりブルースっぽく弾いている。
あー、白人が黒人を真似て、本家よりタメを効かせている。
そーか、それもありなのか。
当時のギター仲間やキッズたちは思ったのでせうな。
以降、クラプトンはダサいインプロを経てアメリカに渡り、イギリスに帰ってきたり。
クリーム終了からは、今日まで延々とレイドバックし続けていますね。
50年近く。
年若くして隠居したようなものだが、ずっと後年、アンプラグド企画に乗ってマジでアンプラグドしていて、おれは嬉しかった。
他はアコギにシールドが刺さっていることがほとんどで、看板に偽りありの企画でしたな。
さて、下にクラプトンの『Hideaway』とフレディのそれを貼って、クラプトンの真髄をご堪能あれ。
共にギターはレスポールでアンプはマーシャルです。
ここまで。
明日も書きます。
HIDEAWAY (1966) by John Mayall's Bluesbreakers- featuring Eric Clapton - YouTube
Freddy King - Hide Away - 1961 45rpm - YouTube