月曜日。
週初めの作業所では防災訓練がありました。
年度末までにクリアしないとけんらしい。
通所時に地震等で被災したときの集合場所まで歩きましたが、公園の桜は散りはじめ、小径がうす桃色に染まっていました。
明日はバンドがレンタルスタジオに入ります。
前回は『学園天国』を、ボーカリスト女子以外はまともに覚えていなくて、だらっとした演奏になりました。
ここの更新を終えたら、いま一度構成をおさらいしてみます。
今日は読書をお休みしました。
帰宅して『junk』を3本のアコギで弾き比べ。
おれがマーチンD-28を弾くのはマッカートニーからの影響です。
『blackbird』や『ハー・マジェスティ』のような音色で弾きたくて。
円高(1ドルが80円前後)のころに、プロ仕様のアコギが買えるようになり、ボーナスの度にマーチン、ギブソン、ギルド、テイラー、Kヤイリなどを買い換えていました。
コロナの世のなかになり、自分に残っている時間も鑑みて、D-28とJ-45のコンディションの良い中古品を手に入れました。
最初の緊急事態宣言のときで、いまの相場よりずっと安かった。
ところで、Beatlesくらいになると、裏方さんも有名になってしまいます。
上記マッカートニーのアコギ演奏を録音したエンジニアはジェフ・エメリック。
あの澄んだ音色はレコーディング・エンジニアの腕もあったのでせう。
ギブソンJ-45を弾くのは吉田拓郎のアルバム『元気です』で使われたギターだから。
収録曲『りんご』が弾けるようになって喜んでいましたが、石川鷹彦はサムピックだけではなく、人差し指と中指にもフィンガーピックを付けて弾いていたことをYouTube時代になって知り、そうだったのか! と。
サムピックは、小僧のころに楽器店で売っているXLのものでも小さすぎて諦めました。
フィンガーピックを使おうと思ったことはありません。
どうやら太いらしい親指を活かして、掌でブリッジミュートしながら6弦5弦をはじきます。
ブリッジミュートはパーカッシブにしたいがために。
最近のアコギストたちは、弾き手で指板をタッピングし、ボディを叩きます。
スラム奏法というそうです。
そっち系の「パーカッシブ」とおれのブリッジミュートはまったく別の話。
上手いひとがボディを叩くと、アコギ1本でバンドアンサンブルのように聴こえます。
けれども、そもそもはアコギ1本なのに、アンサンブル的にしなくてもいーじゃん、と思うわけです。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
吉田拓郎『りんご』。