土曜日。
今年最後の日。
なのですが、特に感慨のようなものは湧いてきません。
8月にお酒の宅飲みを止めたのは、文藝マガジン・文戯、という季刊の文芸誌主催のコンペに上げる小説を書く時間が捻出できないと思ったから。
今年は夏号、秋号、冬号に久しぶりの新作を投稿して、夏号がけっこう大変でしたが、秋号、冬号にも上げることが出来たのは、宅飲みを止めたからっすな。
久しぶりに書いてみると、やはり消耗する感じはありましたが、要領というかコツのようなものも、以前に書いていた頃よりクリアになった気がします。
以前は闇雲に書き出して、筆の行き先は出たとこ任せでしたが、そういうことはもう出来ないっすね。
まー、要領といっても、お題に関係する過去の出来事を箇条書きにして、それを眺めながら使えるものと捨てるものに分けると、何時の出来事か、とか、登場人物が決まって、彼らを絡ませて箇条書きを時系列順に並べてみて、書き出しはどこにするかなどが決まり、そこまで来ると「行ける!」という気分になってきます。
年が明けると、あっという間に時間は過ぎ、2023春号のためのコンペが告知されるでせう。
2023も作業所に通い、ギターを弾いて4作の小説を書きます。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
オーティス・レディング『トライ・ア・リトル・テンダーネス』