土曜日。
休日。
今日は1日中部屋から出ませんでした。
ここ最近首の付け根が痛むことがあり、昨日は朝から痛みました。
今朝起きても痛むので、朝食後に整形外科処方の痛み止めと固まった筋肉を緩ませる薬、最後の1回分を服用し、正午くらいに痛みは引きました。
さて、ワードに縦書きで箇条書きしてある小説のための素材を眺めて、付け足すことはないかあれこれ考えましたが、何も書かずにもうすぐ眠剤の時間が来ます。
まー、明日もあるし。
昨日、耳鼻科で左耳の垢を取ってもらって、ギターがシャリーンと聴こえます。
マーチンもギブソンも「え? こんなに鳴ったっけ?」と驚くほどに。
耳垢除去から1ヶ月くらいはそういう感じで、2ヶ月経つと聴こえがわるくなります。
3ヶ月経つと左耳はほぼ聴こえなくなり、また痛い耳垢除去。
その繰り返し。
Twitterで、内田百閒、色川武大、フランツ・カフカのbotをフォローしていますが、色川やカフカを断片的に読んでもなんだかピンと来ません。
妙に説教臭かったり哲学的だったりします。
百閒の断片は笑えます。
汽車が先にあつて、後から用事が起こるのが普通である。歩いて行くよりは汽車に乗つた方が便利であるが、実際の場合は、汽車さへなければ大阪に行く用事なんか起こらないであらう。いくら汽車が早くても、あるひは飛行機で出かけるとしても、行かないよりは時間がかかる。【乗物雑記】
こういう数行に「フフフ」と笑い、日常にホッと出来る数秒が訪れます。
30代のころに、河出書房から多くの内田百閒文庫本が出て、その殆どを持っていましたが、本なんてまた買えばいいや、と引っ越す際に廃棄しました。
自分の好む小説家の作を、出版社が刷らなくなるようになるとは思ってもみませんでした。
まだ書店で買えますが、作品が少なすぎます。
あとは特になし。
手短にここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
トム・ウェイツ『土曜日の夜』。
ベタな選曲。