月曜日。
週初めの作業所は来所したメンバー多し。
仕事は切れ目なくあり、夕方まで暇になることはありませんでした。
仕事終わりにまっすぐ帰らず居酒屋に。
いつもその日のお品書きにある白身魚を入れてもらって刺盛りを頼むのですが、今日は石鯛がありました。
魚類図鑑的には鯛とは名ばかりで、岩礁にいる大型魚。
おれがアングラーだったころは「幻の魚」扱いでしたが、いまはどうなのだろう?
餌もサザエやウニ、活き伊勢海老などで、餌にせずおれが食いたいような。
釣行3回で1尾釣れれば有り難い的なことが書かれた記事を釣り雑誌で読んだものです。
さて、記していて思い出しましたが、北海道の人はサザエを食さない、とつい最近知って驚愕しました。
捕れないのではなく、あんなものは食わない、的に。
我々はホタテとか食ってるし、的に。
この辺だと江ノ島で、ちっちゃいつぼ焼きがふたつで3000円とかするし、楊枝で刺してくるくる巻き取る際にさきっちょのキモが途中で切れて悔しい思いをしたり。
まー、観光地の値段で、季節モノの生しらす丼も1800円とかで食べた記憶があります。
高尾山や深大寺の蕎麦が高いのと似た現象っすね。
まー、北海道で食べるホタテはでかくて、新鮮なものは甘みもあり美味しいけれど、サザエを無視するのは、やはり海産物が豊富な土地柄なんでせう。
おれのイメージだと、庶民が食べるものは西に行くにつれて洗練される気がします。
北上すると鮮度と量で勝負してくる感じでしたな。
むかしから栄えている地域に安くて美味しいものがあった気がします。
ツアコン時、仕事はお客を観光地に連れて行くだけではなく、ラグビー強豪校を花園に連れて行くようなこともあり、あれは敗けるまでは大阪にいるので、夜間にこっそり飲みに行くこともありました。
いまのように情報があふれている時代ではないから、ホテルから近い駅から電車に乗って適当なところで降りてアーケード街などを彷徨いてぱっと入った居酒屋のお刺身が美味しくて安かったり。
京都の漬物が東京比でしょっぱくなく、〆でいただくぶぶ漬けも1000年の都らしく洗練されていたような。
花園でやらかした冷や汗ものの記憶。
いつもと違って旅程表がななく、食事の手配もツアコンの仕事で、あの大会は年末年始をまたぐゆえ、試合前日に昼食の手配をしようといろいろ電話しても営業している業者がみつからず、吉野家に泣きついて大盛り40人前くらいをデリバリーしてもらったことがあります。
ラグビー場から駅までの空き地で食べてもらったのですが、試合に勝ったあとで監督の機嫌も良く「いやー、外で食う牛丼は美味いっすね」などと。
おれがあの職を辞してからすぐあと、あの高校は決勝まで進み、引き分けでジャンケンに負けて準優勝したとスポーツ新聞で知り、感慨に耽りました。
監督のコメントは「我々は1度も敗けずに花園から去る」でした。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
1時間後に訂正。
栄螺(サザエ)は北海道ではほとんど捕れないようです。
ググって知ったのは以下。
「サザエは暖かい海を好むので、北海道では基本的に生息していません。
ただ北海道最南端の松前の沖合24kmに浮かぶ松前小島だけが、北海道で唯一サザエが獲れる場所なんです。
良質な餌をたっぷり食べたサザエは本州産と比べても二回りほどサイズが大きいのが特徴です。」
朝のテレビ番組で、MCの加藤浩次が
「おれら、あんなものは食わない。ホタテあるし」
との発言を真に受けてしまいました。
おそまつ。