土曜日。
休日。
スーパーに行くまえにギブソンの弦を替えてみようとしましたが、ネットで最近のアコギ弦事情を調べるうちに、マーチンの「LIFESPAN」とういうシリーズを試したくなり、ついでにブリッジピンを純正の樹脂製から牛骨製に替えようと最寄りの楽器店に。
アコギのコーティング弦はエリクサーのひとり勝ち状態が続いていて、製法も特許を持っています。
エリクサーのアドバンテージは長持ちすること。
他メーカーも似た商品を出していて、音の好みは分かれるにしても、You Tubeで比較動画などを見ると、長持ちするのはやはりエリクサーのようです。
マーチンのLIFESPANは、コーティングせずに染み込ませる製法で、自然な鳴りとロングライフを両立させている、と謳われています。
コーティングされていない弦は、ハイポジションでのコードチェンジの際にフィンガリングノイズがでて、それが「味」だったりするのですが、LIFESPANを張ってみるとノイズはでません。
牛骨のブリッジピンも純正品との違いが感じられず。
ここを更新するまで、ポール・サイモンのライブ動画を観ていました。
小柄な彼は手も小さく、F系のコードはセーハで弾かれていました。
おれは6弦を巻き込んだ親指で押さえたり、F系のルートは6弦ではなく4弦にしたりしています。
いつからそうなったのか憶えていないのですが。
セーハは面倒くさくて必要なときしかしません。
さて、3月が来ると64歳になり、ギターを弾き始めて50年ということになります。
コロナが長引くことは予想していたし、おれに残っている時間を加味すると、スティール弦のアコースティックギターを深堀りすること以外は、これといってやりたいこともないのでそうしています。
巣ごもりのお供にもちょうど良いしね。
50年弾くと「飽きる」などという次元はとっくのむかしに過ぎています。
飽きられて女が去ったりすることはありましたけどな。
ギターで釣ったのにギターで逃げられました。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
山崎まさよしがヴィンテージ・ギブソンで『オール・マイ・ラビング』を弾いています。
3連じゃない『オール・マイ・ラビング』なんて認めたくないのですが、マッカートニーはそのことに言及していません。