金曜日。
作業所は感染者がでて以来、通所するメンバーが減っています。
行政のPCR検査が遅いので、施設長は近辺で検査出来るところを探していますが、どこも混んでいるようです。
ヤマハのボディ小さめアコギを昨年末に衝動買いしましたが、既持ちのマーチンとギブソンはフルサイズで、比べると出音がショボくて良い買い物感が薄かったのですが、コードを押さえてボロンと鳴らした際の音のまとまり感は、メイド・イン・ジャパンのヤマハが良いようです。
各パーツの組み込み精度が高いのかな。
それに慣れると、マーチンもギブソンも音の粒立ちがバラけている印象。
弦高もヤマハが低く弾きやすいっす。
既持ちマーチン、ギブソンは100年ちかく続いている型番で、新しい技術を投入しづらいのかもしれません。
むかしからのユーザーがそれを許さない、というような。
エレキギターもつくるギブソンは、なんちゃってピックアップが付いていますが、マーチンはエレアコ仕様ではない純アコースティックギター。
マーチンのギターにはヘッドに「EST 1833」と刻印されていて、そういう企業は楽器関係以外を見渡してもあまりないように思います。
歴史の浅い国アメリカでは稀な事例ではないでせうか。
ギブソンは何度かの経営危機を乗り越えて踏ん張っています。
エピフォン、ギルド、オベーションなどは、ブランド名だけが残り、資本や工場は世界中を転々としていて、製造年をきっちり把握する必要があります。
モノクロのビートルズ・オン・ステージ動画で、マッカートニーは『イエスタディ』をエピフォンのテキサンという型番で弾き語っていますが、いま流通している廉価なエピフォンとは別物です。
まー、ヤマハにしてもKヤイリにしても、マーチンやギブソンのレプリカをつくっていたから、簡単にはブランド力は付きません。
そのあたりを知っておくと、最新のピックアップシステムが付いたヤマハFGX5/FSX5はマーチンの同スペック型番の半値で、すげーお買い得なことがわかります。
楽器店に入荷されても即売れてしまう人気商品で、買えたおれはラッキーでした。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
上述ヤマハ型番を楽しそうに弾くドン・アルダーというおっさん。
曲名はわからず。