月曜日。
少し涼しくなって、2年くらいまえにユニクロで買ったTシャツが着れるようになりました。
グレーと芥子色の半袖Tシャツ2枚を買ったのは、手触りがしっかりしてたからですが、しっかり感は「厚い」だけでした。
夏に着ると汗が染みて色が変わってしまうほどで、秋口にやっと着れるように。
9月23日にヤマハを下取りにして買ったマーチンが10日経っても「素晴らしい!」ので、良い個体認定が可なようです。
膝に乗せると、既にあるD-28やJ-45と比べて圧倒的に軽いっす。
軽量はオールマホガニー仕様に依るところが大きいのでせうが、板そのものが薄い、というのもあるように思います。
アコギのボディに使われる木材は、薄ければ薄いほど響くのが理ですが、オールマホガニーは100年前から在る仕様で、いまの技術で薄い板で組み込んでも強度が保てているのかもしれません。
新品でも音抜けがすげー良いっす。
老舗の看板製品であるD-28やJ-45(ギブソン)は、むかしからのお客の手前、最新の技術より「むかしながら」を優先しているのかな、との疑いたくなるほど今回の1本は良いっすね。
閑話休題。
ポール・マッカートニーは、『YESTERDAY』で弾いたエピフォン・テキサンをまだ持っていると聞くし『BLACKBIRD』で弾いたマーチンD-28もまだあるらしい。
そもそも、ソリッド仕様のアコースティックギターとは、そういう使われ方をするのが普通ではありますが。
名詞に「男性」と「女性」がある言語では、ギターは女性名詞であるらしい。
マッカートニーはリンダをとても大切にしたし、しすぎて自分のバンドでキーボードを弾かせたりバックコーラスをさせていて、彼女はいろんな方面からバッシングを受け、それがストレスになったようですが、1度気に入ると一途になる面はあるようです。
というか、ひとりになったビートルと共に生きるとはそういうことであるような気もします。
マッカートニーはいまだにヘフナーのバイオリンベースを弾きますしね。
おれは、最初のソリッド仕様がギブソンJ-45で、これがまるでならない個体でした。
当時は「個体差」が在ることなどは知らなかったから、ギルド、テイラー、kヤイリ、ヤマハ、など、ずっと逆張りをしてきましたが、還暦を過ぎてエバーグリーンのマーチンD-28を中古で手に入れ、嗚呼、最初からこれにすれば「遍歴」はなかったかもしれない、と。
それだと、いまマーチンD-15Mが手元にある事実と整合性が付きませぬが。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
シーナ&ロケッツ『you may dream』。