月曜日。
この1週間、8/11にあったプチ同窓会を除いてお酒を飲んでいないのですが、飲んでいたときと体調の変化は見られず。
もっとすっきりするものだと思っていたから拍子抜けしています。
でもノンアルだとギターの音が良く聴こえますね。
ただアラも見えてきたりします。
マーチンD-28は、買った店に同じ型番が3本あり、2本は2017年以前の製造で1本が2017年型でした。
結局2017年製を選んだのですが、それは現行品だから。
つまり2017年にモデルチェンジがなされたのです。
最も大きな変更はボディ内部のブレーシング(力木、要するに補強材)の位置で、現行品はサウンドホールに寄った位置で組み込まれています。
そうすることによって、ボディ内部の最も幅が広い部分がより広くなるので、響きもよくなるという理屈。
試奏すると、現行品はたしかに太い6弦5弦が2017年以前のものよりデカい音で腹に響きました。
でも細い1弦2弦がちょっと詰まったような音で、ナットの精度が甘いのかなー、でもまだ製造から3年しか経っていない個体だから、毎日弾けば解消される問題である、と割り切りました。
2022年のいま、思惑通り音は良くなりましたが、弦がヘタってくると1弦2弦の微かな音詰まりが気になります。
「雑」とされるギブソンの方がバランスが良いように思います。
ギブソンはリペア歴のある個体で、それはネック折れ。
その分お値打ち価格で、試奏して問題無しと判断しました。
キラキラが売りであるマーチンの1弦2弦の音が微かでも詰まっていると、がっかり感が。
きっちり修復されたギブソンが隣にあるから判る程度の小さな問題ですが、判ってしまうと気になります。
これは優等生っすね。
価格的にも音的にも。
ただ、13~14歳からレコードやCDで刷り込まれたマーチン、ギブソンの音ではないので、触る頻度は低い。
マーチンだとBLACKBIRD!
ギブソンだとリンゴ!
「!」がヤマハだと来ないっす。
最も弾きやすいし、コードを鳴らしたときのバランスも良いのに。
まー、いまでこそヤマハはハイクオリティでコストパフォーマンスもとても高いのですが、おれが少年のころ、マーチンやギブソンのレプリカを造っていましたしな。
パクリはヤマハだけでなく、他の国産メーカーもそうでした。
まー、コリングスのように「戦前のマーチンを復活させる!」と謳い、音も値段もすげーと、パクリ感が希薄にはなるようです。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
ARNAU D が弾くブルース・スタンダード『ディープ・リバー・ブルース』。
マーチンD-28が鳴っています。
この動画は以前にも貼ったかも。