MOJOkunの日記

2019年末にヤフーブログが閉鎖になるのでこちらに引っ越しました。

デルタブルースがバンドによって演奏された魁は、マディ・ウオーターズやハウリン・ウルフ、とする人が多いけれど、エルモア・ジェームスもそうじゃね? と感じる春の宵。

木曜日。

明日から連休で、作業所には駆け込み需要的な仕事が入り、今日はそれをほぼ1日中。

夕方が納期のはずでしたが、受注先の都合で延びました。

次の開所日は5/2(月)。

緩い納期になりました。

 

さて、アコギ3本体制になって、良いこととそうでないことを相殺すると、良いことが少しだけ勝りますが、今日は良くないことを記そうと。

それは弦の劣化問題。

若い頃(30代)、コレクターにはなりたくなかったので、ここ!、と決めたメーカーのものを買って弾いていました。

それがマーチンだと「ギブソンにすれば良かった~」となるし、マーチンを下取りにしてギブソンを買えば「なんかちがうな~」などと。

ギルドやテイラー、ヤマハの頃もありましたが、還暦を過ぎてパンデミックの世になり、マーチンとギブソンの両方を持てばいいじゃん、ということに。

100年弱続いているマーチンの定番と、その次に流通量の多いギブソンの型番を、コンディションの良い中古で手に入れ、しばらくはとても良い時間を過ごしましたが、「あー、おれが好きな音はマーチンのサイド&’バックがマホガニー仕様だなー」としみじみ思うようになり、それが欲しくなりました。

かつて持っていた型番で、あれを売らなければ良かったなー、などと。

ちなみに、いまの手持ちマーチンは、ローズウッド仕様です。

基本、マーチンは高価だし、大雑把にいって、ギブソン以外のアコギはマーチンを意識してつくられているいるから、そういうもののなかから、お値打ち価格といえるヤマハのオール単板マホガニー仕様を昨年末手に入れましたが、4ヶ月経ってみると、なんかちがうなーと。

木材のシーズニングが人工的であったりすることなど、大した問題ではないと考えていましたが、なんかちがう、の「なんか」はそこかな? などと。

でも、冷静に考えてみると、現状、3本のうち、ヤマハに張った弦がもっとも古いので、明日はストックのエリクサーで張り替えてみようと思っています。

1本しか持たない頃は、比較対象がないゆえ、弦の劣化に気付くのが遅く、コーティング弦を張って半年ぐらい替えなかったりでしたが、3本体制になると、日に日にダメになって行く弦が気になるようになりました。

このブログは毎日更新しているので、ヤマハの前回弦張替えが3/12であったことは判りましたが、えー? こんなにはやく劣化するの? と。

弦がショボくなると、GオープンやDオープンにして、ボトルネックで弾くことが習慣になっています。

押弦せずにスライドバーで滑らすと、弦は劣化してるくらいで丁度よい気がします。

 

閑話休題

憂歌団のギタリストだった内田勘太郎さんは、「ロバート・ジョンソンはGオープン!」といいましたが、えー? Dオープンもあるじゃん? と。

『ダスト・マイ・ブルーム』をカバーしたエルモア・ジェームスのDオープンが強烈過ぎて、そういうものいいをしたのかもしれない、などと想像しながら、今日はここまで。

明日も書きます。

 

今夜の1曲。

エルモア・ジェームス『ダスト・マイ・ブルーム』。

デルタブルースがバンドによって演奏された魁は、マディ・ウオーターズやハウリン・ウルフ、とする人が多いけれど、エルモア・ジェームスもそうじゃね? と感じる春の宵。

Tボーン・ウォーカーは、都会的なブルースでどうたらこうたら。

あの系譜はBBが受け継いでなんたらかんたら、などと能書きを垂れずに。

 


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