土曜日。
休日。
昨年秋から予約していたマーチンギターのクリニックに行ってきました。
お店が開いてすぐの時間だったのでお客はまばらで、感染対策もきちんとなされていました。
見てくれた人はマーチンの代理店である黒澤楽器店の卸セクションで働いているそうな。
おれのD-28はネックが微かに順反りでとても良い状態だそうです。
ボディ表板の浮きもなくブリッジ、サドル、ナットも問題なし、ということで一安心。
「弦高のセッティングが低いようですが」
「おれは指でしか弾かないからこれでビリつきは出ないよ」
シリアルから2017年製であることも分かり、年が改まったので5年ものっすね。
音はまだ硬めで、これからふくよかになっていくのでせう。
今日初めて見たDRAGON SKIN というメーカーの弦を買って張り替えてもらいました。
「いつも弦は張りっぱなしだけど、それで良いよね?」
「いや、弾き終わったら緩めていただいた方が」
この問題に結論はないようです。
同じ楽器店でも、店員さんAは「毎日弾くのであれば緩めないほうが良い」といい、別の日に店員さんBに訊くと「ペグひと巻きくらい緩めた方が」といいます。
今日の人は「緩めた方が良い」と。
「どれくらい?」
「工場出荷時の状態に」
「えー? それだとネックが逆反りするんじゃないの?」
「基本的にネックは反るものですから、その都度調整した方が」
帰宅してチューニングし「おれは張りっぱなしでいいや」ということに。
理由は毎回調弦するのが面倒くさいから。
30年前は「張りっぱなしでOK」という店員さんはいませんでしたな。
テイラーというメーカーがグイグイ出てきて「緩めなくてOK」と謳いだして以来、他も徐々にネックの強度が増したように感じます。
いまは「緩めないでOK」と「緩めた方が」の比率が5:5くらいっすね。
You Tubeでリペア業者の動画を見てもそんなものです。
さて、今日の感染者は全国で5万人を超えましたな。
無症状感染者が街にあふれているのでせう。
おれもそうだったりして。
こうなってくると、感染するしないは「運、不運」の問題っすね。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
マーチンが鳴ってます。