土曜日。
休日。
おれは休日でも起きる時間は変わらず。
でも、今朝はなんだか調子がわるく、8時半くらいまでベッドから出ませんでした。
なんでかな? と考えましたが、昨夜ウイスキーを1/2瓶飲んだこと以外は思い当たらないので、軽い二日酔いだったのせう。
新宿に出て、ロンブー淳が初めてのギターを買った楽器店に行ってみました。
「ロンブーの人がここでギブソンのアコギを買っている動画をYou Tubeで見ましたよ」
などといいながら、ガラスケース内のマーチンを指差し、
「マホガニーのマーチンを試奏したいのですが」
店員さんはケースの扉を開け、D-18をチューニングして手渡してくれました。
ローコードのEを弾き手の親指でジャラーンと鳴らすと
「こちらへどうぞ」
という展開に。
そこはクラッシックギター専門の小部屋で、高価な個人ルシアーものが何本も壁に吊られていました。
さて、アコギはマーチンであっても、個体差があります。
ギブソンなどは、優劣といってよいレベルで差がありますが、マーチンは好みの個体か否か。
今日弾かせてもらったものは、あまり良い印象を持ちませんでした。
新しいアコギにありがちな、遠くから音が聴こえてくる感じ。
何週間かまえに別の店で試奏したD-18は音にダイレクト感があり、今日のものより好印象でした。
Dシリーズはフルサイズで、そもそもはカントリー系の弾き手からの「もっと音量がでるものを」との要望に応えて出来た経緯があり、ピックでガッツリ弾く人のためのギターです。
ところで、クラプトンの『アンプラグド』が世界中で売れまくり、あのライブで使われたOOOサイズ(Dより小ぶり)が以降のフィンガーピッカーのスタンダードになって、クラプトン好きのおれもあのサイズを買いました。
4~5年経って弾きすぎてフレットが摩耗し、買った店に持っていくと「要リフレット」といわれ、
「いくら?」「7万円くらい」のようなやりとりがあり、おれはリフレットを選びませんでした。
お店は御茶ノ水だったから、となりの店で下取り査定10万円まで交渉し、違う型番のOOOサイズを買ったのでした。
考えてみると、ギブソンはいま手元にあるものが3本目で、やっと鳴る個体に辿り着きましたが、マーチンは数えるといまの手持ちD-28が4本目で、どれも良く鳴っていましたな。
クラプトンにかけられた催眠術は10年くらいまえに解け、少年時代から弾いていたDサイズのものが良いや、ということに。
フルサイズだから音量がでかい。
そこが良い。
おれはフィンガーピッカーですが、『アンプラグド』以前はみながそうだったように、フルサイズのものを弾いていて、そのことについて疑問はありませんでしたな。
クラプトンはアコギでソロも弾くから、スケールが短いOOOを選んだのでせう。
スケールが短いと弦のテンションも緩くなるので、弦をベンドしやすいし、ソロでベンドしいないクラプトンなど、ファンは許さないだろうし。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
エリック・クラプトン『レイラ』アコースティック・バージョン。
最近の動画らしいけれど、マイク録りされてて嬉しいぜ。