日曜日。
休日。
今日も涼しい1日でした。
スーパー買い出し以外は部屋にこもりました。
デスクトップパソコンに向かって右側にマーチンとギブソンを置いていますが、マーチンを手に取りやすい位置に。
ギブソンの方が弾きやすい理由で遠くに置くわけです。
マーチンD-28はフルスケールで弦のテンションがきつく、ネックもギブソン比で幅広。
ギブソンJ-45はショートスケールゆえ弦の張りがゆるくネックも細め。
テンションがきつくネックも太い方がデカい音がします。
弦の張りがゆるくネックが細いと弾きやすい。
つまり音量はマーチン>ギブソン、ですが、手に馴染む感じはギブソン>マーチン。
となると、ついギブソンに手が行きがちで、偏りを避けるためにマーチンを手に取りやすい配置にしているわけです。
今日はハウリン・ウルフを聴きまくりましたな。
高校生の時に、フランク・ザッパ率いるマザーズ・オブ・インヴェンションのアルバムを買って目が点になってしまったことがあった。
おれが苦手な「前衛」というやつで、ザッパのギターソロ部分にだけ針を落として聴いたものです。
後年、リトル・フィートのヘッド、ローウェル・ジョージやヘビメタ速弾きのステイーヴ・ヴァイがマザーズにいたことがあると知り、ちょっと調べると、
「ハウリン・ウルフを聴いて何かを感じないようなやつはだめだ」
的な発言をザッパはしていて、それを知った頃には既にマディ・ウォーターズのCDを聴いていたから、ハウリン・ウルフも聴いてみようという気になったのでした。
シカゴブルースはあのふたりがしのぎをけずりながらひな形をつくったといえます。
ウルフのバンドのギタリスト、ヒューバート・サムリンのタイム感を、エリック・クラプトンは20歳そこそこでモノにし、それは『ブルースブレイカーズ・ウイズ・エリック・クラプトン』というアルバムで聴けます。
まー、そういう弾き方をする者は他にもいたのでせうが、録音したのはクラプトンが最初で、
「おー! アフリカン・アメリカンでなくてもあのタイム感がだせるのか!」
というふうに世界中に広まったのだとおれは思っています。
クラプトンは、あのアルバムで、1生分の仕事をした、とおれは考えます。
クリームもレイラもレイドバックもアンプラグドも余生。
おや? ハウリン・ウルフについて書こうとしましたが、横道にそれましたな。
ここまで、明日も書きます。
さて、今日はここを更新するまえから貼る動画を決めていて、それはジェフ・ベックのオン・ステージ。
『ピープル・ゲット・レディ』という公民権運動がテーマのゴスペルタッチ楽曲を、ジェフ・ベックが弾いてロッド・スチュワートが歌いヒットさせたのは80年代だったかな。
後年、ベックがピンのステージであの曲を演奏していたら、サプライズでロッドが現れ歌いだし、そのときのベックのリアクションがとても可愛らしい。
ジェフ・ベックも人の子、と思ってしまった。
以下にその模様を。