木曜日。
作業所はしばらく仕事が途切れない物量が入って、今日も朝イチから夕方までヒマな時間はありませんんでした。
帰宅してパソコンを立ち上げ、You Tubeにいくといつもとはちがっている。
いま、ゴソゴソいじったら、元通りになりました。
さて、今日はサボろう。
何も浮かんでこないしね。
アコギは、本命がマーチン。
ギブソンが対抗。
おれの世代はそうでしたが、下の世代だと「テイラー!」という者もいるでせうな。
テイラーが世界的に流通した理由は、エレアコなのに生音も良いからでせう。
アコギの生音とは、すなわちサウンドホール内の響きのことで、よく響くとシールドでつないだときにハウリングが起きます。
だから、あまり響かせないように単板を使わず、合板にするのでした。
You Tubeで観れるビートルズのモノクロ・オンステージ動画でレノンが弾いているギブソンアコギはそういう仕様です。
生音の鳴りとプラグドでの鳴りは相反するもの、という常識を打ち破ったのがテイラーで、瞬く間にベストセラーになりましたが、昨今、オーストラリア産のメイトンやコールクラークは、ピエゾ(アコギに付いているピックアップ、マイクのこと)だけでなくコンデンサーマイクも付いています。
テイラーもうかうかしていられませんね。
使われる木材もまだ豊富にあるようだし。
コンデンサーマイクとは、本来サウンドホールの外側から音をひろうマイクですが、小型化し、サウンドホール内に装着されています。
アコギ老舗のマーチンは、伝統的な型番をエレアコにしません。
廉価なニューモデルはエレアコですが、サイドバックが合板です。
買ってからピエゾを後付けする者は多いけれど。
ギブソンはエレキギターもつくるせいか「こだわり」が薄いようで、むかしからの型番にピエゾを付けて売っています。
さて、おれはマーチンのこだわりが好きです。
テイラーを持っていたこともあるのですが、マーチンの「シャリーン」と鳴るところを強調したような音で、弾き込むと飽きてしまった。
コロナでアパートの部屋で過ごす時間が増えると踏んで、マーチンD-28とギブソンJ-45を中古で買い、巣ごもり中も退屈しませんでした。
そういうことでの雑感でした。
眠い。
ここまで。
明日も書きます。
今夜はマーチンD-45を語る織田哲郎の動画。
最も高価なマーチン。
ごにょごにょいってますが、良く鳴っています。