日曜日。
3連休中日。
日が落ちてからテレビを点けたが、なんだか久しぶりに見ている気がした。
ダーウィンが来た! はフグの特集で、さかなクンが奄美大島あたりの海に潜って80センチ大のでかいフグに「ギョギョギョ!」と。
それで思い出したのだが、高校生のころに四国の小豆島に行き、楕円の水中メガネを装着して素潜りとゴム付きの簡素な銛で突いた魚を民宿のおばさんが塩焼きや天ぷらにしてくれた。
獲りたてでとても美味かった思い出。
20センチ大のメゴチやベラで、時折視界に入ってくるクロダイの幼魚にはおれの銛は当たらなかった。
波の低い砂浜だったが、小さな磯も点在していて、そこには5センチ大のフグやカワハギが泳いでいた。
そのときにおれは気づいた。
フグとカワハギは親戚みたいなものだと。
共に魚のくせに泳ぎ方がおそくぎこちなかった。
そばによると逃げるが魚体が斜めに傾いたりしていた。
5センチの魚などは突かなかったが、長じてから居酒屋でカワハギ刺し身がお品書きにあると、少し値が張っても注文した。
フグと比べるとずっと安かったから。
フグは、建築関連の仕事をしていた頃に、接待でテッサや唐揚げや鍋のコースを数回。
接待する方だったから味わう余裕はなかった。
唐揚げや鍋、ラストのおじやなどは美味かった記憶があるが、テッサは大皿に花のようなきれいな盛り付けであったが、おろしポン酢の味しか憶えていない。
カワハギは肝和え醤油でいただくが、姿造り1300円程度で、フグとは桁がちがうが、味は似たようなものだと思いたいのです。
さて、今日はおれが聴かなかったビッグアーチストについて書こうと思っていたが、ダーウィンのおかげでここまで行数が稼げた。
聴かなかったのは、デビッド・ボウイ、ニール・ヤング、T レックス、クイーンなど。
ブルース・スプリングスティーンが流行ったころは、既にブルースマンを自覚していたから、そっちの匂いがしない者は聴かなかった。
スペルもちがうし。
Tレックスは、大人になってから聴き直して、とても良いと思った。
ブルース風味、あるし。
『ゲット・イット・オン』とか、いまだに意味が分かりませんが。
あのバンド、ガキの頃は、どの曲も似ていてワンパターンと認識していたが、ブルースマンがワンパターンを避けるなんてヘンだしな。
通っていた新宿のロックバーでよく『電気の武者』をリクエストしたものです。
電気の武者、という邦題も素敵だしね。
Electric Warriorの直訳だけど、『悲しみはぶっとばせ』みたいにダサくないし。
眠剤タイムはもうすぐだし、『ゲット・イット・オン』を貼り付けて、今日の項は終わります。
ではでは。
ここまで。
明日も書きます。