火曜日。
雨が降り、気温も低い日でした。
作業所にはパーカーを羽織って通所しました。
朝、部屋を出るまえに、ビートルズ(というよりレノン)の『アクロス・ザ・ユニバース』が弾きたくなり、ちょこっと弾いてみました。
云十年前に覚えた曲ですが、すっと弾けました。
1970年にビートルズが最後にリリースしたアルバム『レット・イット・ビー』に収録されているこの曲。
おれは1972年からギターを弾き始めたのですが、解散して間もない彼等のソロ・リリース曲から遡って、『オールディーズ』という初期ビートルズのベストアルバムにたどり着き、ラジオのDJたちが彼等を特別扱いすることへの疑問が解けた気がしました。
『抱きしめたい』も『シー・ラブズ・ユー』も、楽曲そのものの出来が素晴らしく、それ以前に、すげー楽しそうに演奏して歌っていることに驚きました。
ロックミュージシャンたちのエラそうなもの言いも、レノンが先駆者であったことを知りました。
「おれらはキリストより有名」といってみたり。w
『アクロス・ザ・ユニバース』に話を戻すと、レノンはこの楽曲を自分のベストソングのひとつ、としていて、詞だけでも素晴らしい、と。
そこいらへん、おれは「偉そうにすんな」と、想っていました。
作詞して作曲してギターを弾いて歌っている者が、歌詞だけでも素晴らしい?
あほか! と。
後年、ボブ・ディランがノーベル文学賞を得ても、その考えは変わりませんでしたな。
文字だけで勝負する詩人よりおまえはすごいのか? と。
ま~、いま想えば、レノンは自分たちのカリスマ性をより強固にするためにあれこれいっていたのでせう。
そして、その試みは成った気がします。
いまは便利な世の中で、アクロス・ザ・ユニバース レッスン、でYouTube検索すると、ザクザク出てきます。
おれの耳コピは概ね正しかった。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
宇多田ヒカルもカバーしてます。
『アクロス・ザ・ユニバース』。
22:26に追記。
この曲、拍を無視していて、おまえはいにしえのブルースマンか?
とも想いましたな。
あの時代に拍を無視するヤツはレノンくらいなものっすね。
宇多田はギブソンを弾いています。