MOJOkunの日記

2019年末にヤフーブログが閉鎖になるのでこちらに引っ越しました。

ラストで半音上がる曲にはカポが使えません。当たり前ですが。

日曜日。

3元日最後の日。

明日までがお休みで、明後日から作業所に通所する。

まー、連休はあっという間に過ぎる気がしていたが、いまのところそれで間違いないようです。

 

今日はちょっと良いものを見つけた。

エレファントカシマシ宮本浩次がソロでカバーアルバムをリリースして、その何曲かがYou Tubeで観れたり聴けたりする。

全曲女性シンガーのもので『異邦人』とか『赤いスイートピー』『ロマンス』など懐かしい曲が並んでいる。

エレファントカシマシが初ヒットをとばしたのは、おれが30代半ばで、アコギでのブルースソロギターをモノにしようとしていた時期と重なる。

既に新しく出てくるバンドやシンガーに興味が行かなくなっていました。

当時、ミスチルとかスピッツとかその他諸々いろんなバンドがいたことは知っていたが『イノセントワールド』や『ロビンソン』は、なんかセンスいいかも、と思う程度でしたな。

でも、今日聴いてみると、宮本浩次って人はすげー歌い手なんだなと関心しました。

歌心、あります。

You Tubeでじっくり聴くまで気が付きませんでした。

あの人はたまに歌番組にでてきて、その度にイミフなことを呟きながらアタマをかきむしっていた印象しかなかった。

まー芸能人が生き残るために自己設定を演じているくらいに思っていました。

ところで、おれは良いものを見つけたつもりでいたのですが、このカバーアルバムは去年の11月にオリコン初登場で1位だったそうな。

つまり、おれは遅かったんですですかね。

エレファントカシマシは、ヘンなバンド名のはしりのように思っていたが、某所で「筋肉少女帯が先」とかいう者がいて、あー、あれね、高木ブーがどーたらの、でも、あれ、歌かな? とか。

20歳手前でサザンが出てきて、これからはあーいうのがガンガン出てくるのかな、と期待したが、桑田佳祐のような者は現れなかった。

いまの桑田は歌謡曲志向であるらしいけれど、サザンがデビューして人気バンドになり、FMのスタジオライブ等でクラプトンとかレオン・ラッセルの曲やブルーススタンダードの歌唱を聴いて、素晴らしいと思ったのです。

これだけ歌える者の存在が嬉しかったなー。

パンクムーブメントとサザンのデビューは、重なっていると記憶していますが、パンクなんて一時の流行りですぐに消えると思っていました。

上記筋肉少女帯高木ブーなんちゃらも、そういう括り見ていました。

つまり、ナメていたわけです。

で、いつしか新しいバンドやシンガーにもアンテナを向けなくなったのでせうな。

ずっと後年になって、宇多田ヒカル『First Love』を聴いて、やっと桑田に匹敵する者が現れたと思ったのです。

話を戻すと、このアルバムで『First Love』もカバーされています。

とてもいい出来です。

キーはE♭で、ギター弾きが敬遠しがちなキーです。

ラストのサビで半音上がるから、そこでやっと6弦開放のEになるから、カポ対応ができないパターンです。

宇多田ヒカルのキーはGで、ギター弾きには優しいけれど、件の半音上がりでバレーコードの連続になり、それが面倒でちゃんとコードを取ったことがなかったですが、宮本歌唱を聴いて、よしオリジナルキーのGで耳コピするぞ、と思い宇多田版を聴きました。

概ね取った気がして、アンチョコにしている楽器meというサイトで確認し、OKかなと思い、ここを更新することにしたのでした。

ひとつ残念だったのは、宇多田ヒカルのわりと最近のライブ映像で、『First Love』はキーがF♯だったこと。

デビューの頃の半音上がってA♭ではもう歌えないのかと悲しくなりました。

お爺になったロバート・プラントが低いキーで『天国への階段』を歌っているのを観て無残な気持ちになったのと似ているかもしれません。

 

ではでは。

いろいろ話がとんだ気がしますが、今日はここまで。

明日も書きます。