土曜日。
休日。
外出は今日も近所のスーパーだけでしたな。
作業所で、同年代のパソコンを持たない者に、
「あれは図書館を所有しているようなものだから買えよ」
的なことをたまにいいますが、彼らはそうせず、
「昭和の時代は良かった」
的なことをいいます。
つまり、携帯電話やパソコン以前の時代が良かったと。
まー、おれの場合、昭和33に生まれて、平成はおわり、令和は始まったばかりだけれど、長く平和な時代に生きている、とこれまで実感していました。
人類史で考えると、戦争がない時間はエアポケット的にしかなく、おれが生きてきた時代はそういうときで、ラッキーなんだろうな、と思っていたわけです。
いまは飛行機が飛ぶから、庶民というか、下々の者にとって、国境はあってないようなもので、気軽に他国へ旅行にも行けます。
他国はたいてい陸つづきの国境があって、同じ大陸に異民族や異人種が住んでいて、大小の諍いがあるのが当たり前です。
飛行機以前は、ファーイーストの島国に船で来るのは大変だったはずです。
日本は史的にも地理的にも恵まれていて、そのせいでいろんなことがガラパゴス化している気がします。
コロナ対応も「要請」でしかないのに、みなマスクをし、飲食店も要請に従い、イベントも中止されます。
歌舞伎町は例外のようですが。
他国比で、感染者も死者も少ないのは、みなが同じ方向を向く傾向があるからで、そういう社会だと、パンデミックのようなことになると、被害が少ないのかもしれませんね。
角度を変えて見ると、突出した人物が出にくいともいえますが。
多くの感染者や死者を出している地域は、ウイルスが変様しているからだ、とする意見もあります。
あるいは人種によって耐性のあるないを説く人もいます。
いずれにしても、平和だった日常が、こんなふうになるのは、おれが死んだずっとあとだと疑いを持たずに生きてきました。
人生の後半でこういう展開になるのは、ラッキーではないのかもしれませんね。
ではでは。
ここまで。
明日も書きます。