木曜日。
大相撲が佳境。
今日は白鵬が負けて2敗目。
朝乃山も照ノ富士も1敗をキープした。
明日、朝乃山VS照ノ富士だが、精神的には照ノ富士が有利っすな。
モンゴルから来た照ノ富士は、あっという間に大関に上がり、綱にも手が届いていたようにおれには見えた。
いまから3年くらいまえっすな。
でも怪我をして、序二段にまで落ちて、そこから這い上がり、今場所は久しぶりの幕の内下位で、その位置だと対戦力士とは地力が違っているようで、ここまで1敗しかしていない。
かつてのモンゴル帝国は、世界の陸地の25%を統治していたこともあり、日本も鎌倉時代に元寇に脅かされたけれど、モンゴル軍が来たときに、なんだか風が吹いて、そのおかげで征服されなかったようです。
ちまちました極東の小さな島国の民と彼らでは、メンタリティがちがう、と思ったのは朝青龍と照ノ富士を見たからっすな。
日馬富士にもそういう雰囲気がありました。
白鳳は、うまく隠しているように見えるけれど、横審が煩くいっても、立ち会いの張り差しやかち上げを止めませんでしたな。
「封印する」といって、今場所に臨んだようですが、何番か張っていましたな。
ところで、朝乃山は新大関で、優勝が見えてきたと感じているはずで、そろそろプレッシャーっすな。
ちまちまするなといいたいけれど、終盤になって顔つきがそうなってきたように思います。
今日は豪快にすくい投げで勝ったけれど、表情は前半中盤とは違ってきています。
何項かまえに、朝乃山の郷里である富山県について記したが、記憶が曖昧で間違ったことを書いたかもしれない。
ツアコン仕事のころ、宇奈月温泉の宿に泊まり、翌朝にトロッコに乗って黒部ダムに行ったようなことを書いたが、あのトロッコはダム行きではなく、黒部峡谷をめぐり、終着駅は黒部ダムではなかったような気がしてきて、ググったら終点はダムではないようでした。
さて、行数は稼いだ気がしますが、今場所で感じた別件を書いてしまおう。
それは、しこ名に「琴」が付く幕内力士が多いこと。
4人位はいる感じです。
琴が付くのは佐渡ヶ嶽部屋の力士の証で、30年ぐらい前にもそういう現象がありました。
育てるのが上手い部屋で、親方は当時と今とではちがうのだけれど、その伝統は残っているようです。
当時は、週刊ポストが大相撲は八百長であるとガンガン報じていて、ネタ提供者は元小結の板井でした。
姓は板井で名は圭介。
最近、某所で名前がワレたおれも圭介で、当時は「なんだかな~」と。
でも、あれから何十年か経って、板井は既に天国の人で、八百長が発覚して、何人かの力士が追放されるようなことがありましたな。
山本山という超巨漢力士もそのなかにいて、印象に残っています。
彼は、いまはアメリカでタレントさんをしていると、ウィキペディアに書いてありました。
ではでは。
ここまで。
明日も書きます。