水曜日。
いつもなら定休日だが、作業所に通所した。
メンバーは来るけど、午前中だけで帰ってしまったり、午後からちょこっと作業をして帰ってしまったり。
おれは昨日も今日も朝一からフルで仕事をした。
早退して帰宅しても、やることがないし、酒を飲むだろうから、午後の最後の時間枠まで仕事をした。
左肩の少し下あたりが痛い。
今日の朝からだが、昨日にフルで仕事をしたこと以外、思い当たることはない。
歩行もゆっくりになって、今朝も狛江駅まで歩くのに、数人がおれを抜き去った。
ところで、背中の痛みは、ツアコンのころに頻繁におきた。
ハワイとか、時差がある所で、彼の地はオプショナルツアーにほぼ全員がいくから、その手配を、時差で眠れないおれはミスがないようにこなしたが、客を送り出して、自由の身になっても、ホテルのベッドで横になっていることが多かった。
背中の痛みとともに。
ハワイは、オワフ島のホテル密集地に人が集中し、その真裏の方にヒルトンがあることはあまり知られていない。
そこいらはハワイとは思えないくらい観光客が少なく、ビーチの波も高波であった。
『パイプライン』という曲がベンチャーズにあるが、あー、あれはこれのことか、と思った。
バブル景気で忙しいころで、土産物屋には、次のソウルオリンピックのキャラクターのホドリ人形が、どの店にもあった。
韓国に虎がまだいるのかなー、とか思ったが、裏ハワイの次の仕事は、ソウルオリンピックにお客を連れていくことであった。
お客はパチンコ屋さんのオーナーたちで、里帰り&オリンピックを観るツアーであった。
高崎支店の仕事で、集合場所にはベンツやジャガーで送られてきた社長たち。
世界中から人が集まるオリンピックだから、宿はブッキング通りではないとは覚悟したが、一泊目からオーバーブッキングで、セコいオンドル部屋にまわされたが、里帰りのお客たちは文句をいわなかった。
ベン・ジョンソンやフローレンス・ジョイナーを観た。
サッカーの決勝は、ブラジルVSロシアで、え? なんでロシア? と思ったが、そんなことより、試合後にスタジアムから自分の客をチャーターバスに乗せるまでが大変だと思いながら、試合を観た。
ロシアが勝った記憶があるが、試合後、おれはマックスのでかい声をだして「ここに集まってください!」と叫びながら客をチャーターバスに連れて行った。
オーバーブッキングもあり、現地手配業者は、メシで挽回したかったようで、いつもよりグレードの高い店で、注文をとってからジャガイモをあれこれしてつくる冷麺をだすような店での晩飯であった。
冷麺がでてくるまでに時間がかかって、骨付きカルビやキムチのタレをまぶしたようなワタリガニを食って、ようやく冷麺はでてきたが、すげー美味かった思い出。
帰国時の空港で、すぐ近くに柔道の斎藤や新体操の小谷がいて、おれはひとことふたこと話をした。
小谷は、身体の線がとてもきれいであった。
彼らはエコノミーではないことは当然だが、エコノミークラスのおれらのすぐ近くに、東欧の新体操選手がいて、あー、国力がなー、と。
飛行機は成田行きで、彼女はそこから乗り換えて故郷に向かうはずで、嗚呼、と思った。
なんか、話がバラけたが、今日はここまで。
明日も書きます。
21時25分に後書き。
新体操ではなく、シンクロナイズドスイミングでした。
いまは競技名がちがうようですが。