MOJOkunの日記

2019年末にヤフーブログが閉鎖になるのでこちらに引っ越しました。

ハモリパートとの関連性が希薄、というよりほぼ無関係。

土曜日。

休日。

ここ数日は陽気がゆるんできて、春はもうすぐそこかな、と思いましたが、今日は夕方から冷えてきました。

いま、おれの地域の外気温は5度だそうで、真冬っすね。

 

さて、昨日の項で、レノンはメロディをガッツリ創る、と記しましたが、なぜそう感じるかを具体的に書いてみます。

レノン&マッカートニー名義で括ると、初期のキレイなバラード『イフ・アイ・フェル』にガッツリを感じます。

あの曲の魅力は、サビというか2番めのバースでのレノン&マッカートニーによるハモリにあるますが、いま膝に乗せているアコギで弾いてみると、

D Em F#m E m A D  よくある進行。

ちょっと変わっているのが次。

ドミナントAからD7 G Gm C7 D 凝ってるけど、ま~、ありがち。

問題はこのキレイなハモリパートのマクラ的に使われる歌い出しのパート。

E♭m D C# B♭m 

上述ハモリパートとの関連性が希薄、というよりほぼ無関係。

繰り返しで、

E♭m D Em A 

DからEmに行くのが強引というか、あり得ない。

AはDのドミナントで、あのハモリに移行します。

ここをどう見るかが、レノン>マッカートニーなのか、レノン<マッカートニーなのか、の決め手っすな。

マッカートニーはこういう荒技を使いません。

メロディを創っているようにはおれには思えず、そのへんにふわふわ漂っているキレイで正しい音の配列を、感度の良い、しかも彼しか持っていないアンテナで受信して、それをメロディとしているような。

陳腐ないい方ですが、神の領域、と感じるわけです。

 

ま~、世間的には「レノン>マッカートニー」と考えるひとが多い気がして、それはレノンが民を洗脳することに長けていたから、と思うわけです。

それゆえ、ある種の義憤のようなものにかられて、おれはマッカートニーを贔屓するわけです。

 

ここまで。

明日も書きます。

 

今夜の1曲。

ザ・ビートルズ『イフ・アイ・フェル』。

 


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