金曜日。
されど週末ではなし。
明日は作業所が開所し、おれは通所します。
来週月曜日が納期の仕事が夕方には終わりました。
多い数量を検品するスタッフは大変ですが。
今年もあと2週間で終わりますね。
おれにとっては実りのある年になりました。
元旦にリペアから返ってきたテレキャスターが、直してほしいところが直っていなくて、業者に再持ち込みし「おらおら!」騒いで再リペアさせ、宅配で戻ってきても満足できる状態ではなく、嗚呼、今年はそういう年か、と憂いましたが、紙本とネット配信の季刊文芸誌コンペに「夏」「秋」「冬」の号で作品を上げることが出来て、それはとても良かったです。
小説を書くのは10年ぶりで、このブログもそのためのトレーニングのつもりで始めたのが5~7年まえのことです。
芸事はギターしか覚えがないのですが、知る限り楽器というものは毎日弾いていないと得た技術を維持できません。
ここでいう「技術」は手指の動かし方も含みますが、指弾きに拘るおれにとっては右手の親指、人差し指、中指の先っちょの微妙な感覚のこと。
「爪弾く」という表現がありますが、おれの爪はストッパーでしかなく、弦に触れるのは爪ではない部位。
いろんな弾き手がいて、ナイロン弦のクラッシクギター奏者は長い爪で弾くことが多いっすね。
スティール弦のギターも爪で弾くひとはけっこういます。
ほとんどのフィンガーピッカーがサムピックを使いますが、おれは使いません。
というか、覚え始めの頃に買いに行ったらXLサイズでも装着できなかったので、えー? と絶望しかけましたが、これはむしろ長所、と考えを改め、主にルート音をブリッジミュートを効かせながら太い親指で鳴らします。
記しながら思いますが、ブリッジミュートの加減こそがフィンガーピッキングの妙であります。
人差し指と中指の爪は、弦に触れる部位を固定/安定させますが、毎日少しづつ伸びるので、数日毎の「研ぎ」が必要です。
でかい爪切りのヤスリで整えます。
そろそろ研がないといけん、と感じるときに最も良い音色が出ているように感じます。
いまがそのときです。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
ジミ・ヘンドリックス『Little Wing』をアコギ・フィンガースタイルでカバーしている人がいます。
ワンマンギターと名乗っています。