木曜日。
今年は山下達郎のあの歌が聴こえないなー、と思う間もなくクリスマスイブ。
作業所で紅茶を飲みながらケーキを食べた。
チョコレートケーキなるものを選んだが、スーパーで買うビターの板チョコよりは美味かった。
さて、『文章読本』は、初っぱなの谷崎の項を読み終わった。
谷崎は『源氏物語』を例に上げ、あれを好む書き手とそうでない者がいる、といっていて、前者がレトリック派で後者は簡素な文を書く、と。
自分は前者に属し、志賀直哉は後者だともいっていた。
谷崎は、いわれてみれば一文が長い、とは思う。
志賀は短いっすね。
おれは後者を好む傾向にあります。
まー、源氏物語の現代訳も、おれは読む気がしないのですが。
むかし、あれをパクったジャニタレたちがローラースケートを履いて滑りながら歌っていましたな。
歌う方もキャーキャー叫ぶ方も、光源氏の存在自体知らねーのかも、とか読んでもいないおれが思ったものでした。
よく比較される『枕草子』は、読んでみたい気がする。
「春はあけぼの。」
いきなり体言止めから始まるなんて、おしゃれだと思います。
ギブソン衝動買いから一夜明けたが、とてもよろしい。
マーチン比で、ボディ側面が若干せまく、スケール(1フレットからサウンドホールまでの長さ)も短いから、膝にのせたときにしっくりくる。
驚くべきは弦高の低さで、エレキギターの如くである。
おれは、アコギは指でしか弾かないので、音量を得たくて強くピッキングする癖が付いているが、それだと3弦4弦あたりがフィンガーボードに微かに当たる塩梅。
でも、左手のハイポジションはとても楽です。
作業所の仕事をがんばり過ぎて、左手親指の第一関節が曲がり、くの字のままで、これは治りそうにないから、アコギでのハイポジションは辛いのだが、弦高が低いとベターであります。
ではでは。
今日はここまで。
明日も書きます。