MOJOkunの日記

2019年末にヤフーブログが閉鎖になるのでこちらに引っ越しました。

樹の下に死体が埋まっていて、その漿液的なものが養分になってあの花を咲かせる、のようなことを書いたのが梶井か安吾か忘れています。

火曜日。

作業所には通所せずに、出張の書類封入の仕事現場に直行しました。

先週金曜日に同じ仕事をして、道すがら街路樹の桜は3ぶ咲きに見えましたが、今日は満開でした。

空が曇っていて映えなかったけれど。

あれはすぐに散ってしまうところが良いっすね。

桜で思い出す作家は梶井基次郎坂口安吾ですかね。

チェーホフにもあったような。

読んだか否かも記憶が定かでありませんが。

樹の下に死体が埋まっていて、その漿液的なものが養分になってあの花を咲かせる、のようなことを書いたのが梶井か安吾か忘れています。

 

さて、今日も仕事は16時くらいまでの予定が14時には終わってしまいました。

前回は作業所に戻りましたが、今日は現地解散でまっすぐに帰宅しました。

明日は定休日ですが、感染者は下げ止まりだそうで、外出はいつもの如く近所のスーパーだけになりそうです。

 

マーチンの弦張り替えは今朝部屋を出るまえに済ませました。

2017年製の型番D-28は、やっとマーチンらしいやわらかな音色になってきました。

ところで、夕方にYou Tubeでアコギ関連を漁っているうち、AYERSというメーカーの存在を知りました。

台湾に本社があり、工場はベトナムだそうです。

試奏動画を何本か見ましたが、ノーエフェクトと謳われていて、倍音がマーチンの型番D-45(高価 120万円)とどっこいの響きでした。

すばらしい鳴りですが、ちょっと品が良すぎるかもしれません。

北米ではなくヨーロッパの音に近い。

マーティン・シンプソンの愛器、ステファン・ソベルのような。

木材も希少性の高いものが使われていますが、売値はマーチンの1/3程度。

日本に代理店もあるようです。

リペア等のサポート体制が整えば、メイトンのようにブレイクする予感がします。

ともあれ生音であの鳴りはすげーです。

参考までに動画を貼ろうとしましたが、どれも不可でガードが堅いメーカーのようです。

で、一気に今夜の1曲に。

伝説のブルースマン動画シリーズ。

Reverend Blind Gary Davis『 I Feel Like Children Of Zion』。

Reverendだからブルースマンではないとか、こまかいことはいわずにお付き合いくだされ。

ピート・シーガーというカントリーミュージックの有名バンジョー奏者がMCのテレビ番組(のはず)に、再発見されたブルースマンたちが何人も出演していて、この動画もそのうちのひとつ。

ピート先生はいつも途中からバンジョーを弾いてセッション的になるのですが、このお爺はピートさんのバンジョーをシカトして弾きつづけ、ピートさんは演奏を止めてしまいます。

30代の頃のおれは、それが痛快でした。

 


www.youtube.com

 

ここまで。

明日も書きます。