土曜日。
休日。
スーパーで20%オフのマグロナカオチを買ってきて、醤油と料理酒のタレに30分漬けてからフライパンで炒めました。
ネギも刻み、美味しい肴になりました。
Disney+で『マッカートニー3,2,1』を観ているうちにこの時間になりました。
で、むかしから不思議に思っていたことがクリアになりました。
それは『ア・ハード・デイズ・ナイト』の間奏におけるハリスンのギター。
ピアノとユニゾンで速弾きしていますが、ハリスンにあれは可なの?
とむかしから思っていました。
マッカートニーは「あれは録音したテープを遅くしてジョージがギターをかぶせた」的なことをいっていて、なるほどなー、と。
『Get Back』もそうだったけれど、字幕スーパーなしで、2~3割くらいしか聴き取れなかったから、裏とりすべき案件ですが、していません。
さて、数ヶ月前からテレビをまるで見なくなって、年の瀬恒例の「忠臣蔵」や「第九」はどうなっているのでせう。
まー、コロナ対応で集団が歌う「第九」は無理でせうな。
「忠臣蔵」は、大石内蔵助を誰が演じるかが、いつごろから話題にならなくなったのでせうか。
パソコンもビデオデッキもない時代に少年だったおれは、「忠臣蔵」に興味がなくても、登場人物に、浅野内匠頭、吉良上野介、堀部安兵衛、がいることを認知していて、年の瀬の風物詩として捉えていました。
サイドストーリーとして、吉良上野介は有能な人であった、などと書かれた書物も読んだ記憶があるような。
いつもは20時からのプロレス中継を、年末の夕方に観た記憶もあります。
プロレスは「野蛮だから見てはダメ」と母親からいわれていましたが、小学生だったおれは、デカいジャイアント馬場がクラッシャー・リソワスキーのメリケンサックで額を割られ流血してのたうちまわっている場面に戦慄しました。
後年、プロレスラーのエピソードとブルースマンのそれはよく似ていることに気づましたな。
プロレスは、新日vsUWFのころまでは観ていました。
それから間もなくヒクソン・グレイシーの名がちらほら聴こえだし、興味は総合格闘技に向かいました。
大晦日の格闘技中継もその時分から下準備をしていたのでせう。
紅白歌合戦は、高校生になった以降は観ていません。
レコード大賞とか歌謡大賞とかも、いまはどうなているのか知りません。
お年越しは、寛容な親を持つダチの家で5~6人が酒盛りし、新年になると歩いて明治神宮に参拝しに行きました。
すげー人出で、それが好きでないおれはいやいやながらツキアイで行っていました。
参道入口付近の露天商が並ぶ一角に「蛇女の小屋」が出ていましたな。
おれは、あの類いの見世物小屋を見た最後の世代かもしれませんね。
賃料を払って見たわけではありませんが。
小屋の前を通り過ぎただけですが。
当時は、西新宿には京王プラザホテルしかなく、あの高層ビルの側面をスクリーンにしたビートルズ映画『レット・イット・ビー』を観た記憶もあります。
あれも年末だった記憶。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
山本潤子『中央フリーウェイ』。
潤子さんの歌唱が素晴らしい出来。
ヤマタツやまりやが海外でウケるのであれば、これも行ける気がします。