MOJOkunの日記

2019年末にヤフーブログが閉鎖になるのでこちらに引っ越しました。

ロン・ウッドはまだ新入り、というタイトルになりました。

土曜日。

世間は今日から3連休だが、コロナ感染が増えて出歩く人は少ないのでしょうな。

それでも欧米と比べると全然ましで、日本人の何かあると皆同じ方向を向く気質が、こん件では上手く作用しているようです。

 

今日も巧いドラマーが来た。

スタジオで、前回はレンタル時間が終わる10分くらいで、百戦錬磨の叩き手にいろいろ質問が集まったが、そのなかで歌の下手だった歌手は誰ですか? 的なことをスタッフのひとりが訊いた。

「おー、あの人か!」

と軽くざわめきが起きたが、今日まで、あの人の最も有名な持ち歌を練習してきて、披露したわけです。

で、その人に叩いてもらいながら演奏すると、すげーでかい音で、PA当番のおれは、ボーカルマイクやギターやキーボードの音量を上げながらの、とぎれとぎれの演奏となりました。

「おまえら、なめんなよ」

ということだとおれは感じましたな。

ドラムス以外が、アコギ2本とキーボードの編成で、巧みな人はバスドラの鳴りがすごかった。

前回と同じく、終了前に軽く質疑応答があったが、おれはまたしても、あれだけバスドラが聴こえるならベースを弾く人がいればいい、とか願望を述べました。

まーいまはコロナ感染が加速しているし、もう少し落ち着いたときに。

と、前回と似たように明確な応えは得られませんでした。

まー、おれの世代だと、貸しスタジオはほぼなかったし、ドラムセットを持っている者も自宅では叩けないから、どのバンドもドラマーは下手くそで、それが当たり前であったのだが、この歳になって、巧いドラマーと演奏する機会を得て「ベースが欲しい!」と強く思いました。

まー、当時の学生軽音サークルだと、ドラムセットはあったかもしれないけれど、そういうところに属する者が叩くのも聴いたことがあったけれど、下手くそでしたな。

サザンオールスターズは、おれより少し上の歳の学生軽音からでてきたバンドだが、ドラムス松田弘のドラミングにビビりましたな。

あの人は別格に上手かった。

サザンのファースト・アルバムを聴いて、ギターが弱いかなと感じました。

フレーズは悪くないけれど、リズム感タメ感がいまいちだと。

あのころであれば、既にそういうことは処理されてエンドユーザーに届くと思っていたから意外でした。

あのギタリストは、いまはメンバーではないようですな。

まー、ストーンズであっても、ギタリストはちょこちょこ代わっていますけどな。

ロン・ウッドは、いまではすっかりストーンズの一員のような顔をしていますが、おれにとっては、まだ新入りさんであります。

 

ではでは。

今日はここまで。

明日も書きます。