月曜日。
作業所は週初め。
コロナで経済が停滞し、取引業者もお上からの支援金をもらうとかもらわないとか。
で、今日はちがう業者から来た新しい仕事をした。
新しい仕事がくると、おれは気合が入る。
福祉作業所というところに来てみて、まず思ったのは、えー? ここにも競争があるの? ということである。
最果てのようなここにも競争があることに驚いたりうんざりしたり。
工賃は、ささやかではあるが、出来高制であったから。
作業でこなした数量を記帳する際、はじめの頃は最も多い者の半分であった。
「これは頑張っても追いつけないかなー」
と感じ、3年くらいは数字が伸びなかったが、
「いまに見ておれ!」
的な気持ちもどこかにあり、数字が伸びるように工夫をすると、少しずつ増えた。
で、いまのおれは最も数量をこなすひとりである。
新しい仕事が入るとますます気合が入った。
経験値がだれにもないところからのスタートだから。
今日もそうで、おれは誰よりも数をこなした。
最果ての地でも競争があることを受け入れたからである。
人はしょせん群れる動物で、単独行動の猫とはちがうのである。
どこに行っても、競争は付いてまわる。
ではでは。
ここまで。
明日も書きます。