金曜日。
世間は週末であるが、おれは明日も作業所に通所する。
昨日のライブで、思うように弾けなかったおれは、面白くない。
練習でダメだった歌い手の歌唱はわるくなかった。
その者の出来だけが心配だったが、おれの出来が良くなかった。
『蜜蜂と遠雷』を読み終わった。
音楽を書くのであれば、形容詞を多用しなければならず、恩田陸のネームバリューと、素人投稿サイトのクソレトリックは、そのことを思わせる。
むかし、文は形容詞から腐る、とおれの投稿作にコメントをくれた者が言いました。
なんとなくおれもそう思っていた。
で、おれは、最低限のレトリックで読ませるくふうをした。
そうしたが、理解されないことが多かった。
レトリックは、かつての文豪たちが、散々やってるから、いまガンガンやってもおもしろくないとおれは思う。
文豪を気取っても、寒いばかりである。
だからといって、高橋源一郎の文が良いとは思わない。
あと、哲学や思想と絡んだ小説も、おれは芸としては、下に思える。
読んでないで言うが、サルトルは『嘔吐』である。
嘔吐は、ぶっちゃけゲロで、そんなタイトルの小説を読もうとは思わない。
なんか、考えが纏まらない。
ではでは。
ここまで。
明日も書きます。