火曜日。
作業所は珍しく手が空きました。
午前中だけ仕事をし、スーパーで買った昼のお弁当を食べ、早退して春先にテレキャスターを買い取ってもらった楽器店に。
新車が買えそうなプライスタグが付いたヴィンテージのマーチンやギブソンがずらっと並ぶお店。
「現実的な値段のものを」
と店長さんに言ってみると、新品のマーチンと似た価格の1980年製ギブソン・ダヴが。
ダヴはギブソンアコギの顔とも云えるJ-200と木材構成は同じなれど、試奏してハズレは少なかった記憶。
J-200は、鳴っていた個体の記憶がほとんどありません。
相性の問題でせうな。
店長さんから調弦されたダヴを手渡され「軽い!」と。
軽いアコギは音抜けがよろしい。
今日の個体も良い鳴りでしたが、ペグの精度に問題がありました。
ヴィンテージギターというものは、オリジナルの仕様を保っている個体にすげー値段が付きます。
調弦に不具合が出ているならば、新しいペグに付け替えれば良いと思うのですが、そうすると価値が下がるという不思議で理不尽な世界。
オーストラリア産のメイトンや国産のK・ヤイリ製マーチンレプリカも弾かせてもらいましたが、メイトンは木材構成やサイズが似ている手持ちのマーチンD-28との違いが感じられず。
K・ヤイリは低音がマーチンのようにバリンとは鳴っていませんでした。
テレキャスを良い値段で買い取ってくれたお店だから、手持ちのマーチンとギブソンのおおよその買取価格を訊くと、他店では出ない高い数字が。
店長さんはその数字を記した名刺を渡してくれました。
ここ数日、アコギ3本の面倒を見ることに限界を感じているので、1本は手放そうかなとか思ってしまいます。
さて、明日は定休日。
11月になるし、お題「Silent」の小説の骨組みを決めたし。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
エルヴィス・コスティロ『アリスン』。
絶望的な芸名なれど、良いソングライターっすね。