金曜日。
今日も朝一から夕方まで作業所で仕事をしたが、昼過ぎに歌い手が通所してきて『負けないで』の音合わせ。
キーボード奏者の調子が悪く欠勤とか、おれの好きくないシチュエーションでアコギ2本と女子ボーカルでとりあえずは音を合わせた。
出来は前回と変わらず。
ボーカルは微かに♭気味で、おれではないアコギは以下略でした。
明日はちゃんとしたドラマーが来る日で、休日ではない。
そこに向けての2回の音合わせであったが、してもしなくても意味がないような出来で明日を迎えるのである。
さて、今日は帰宅してからYou Tubeでアコギ通販屋さんの動画を見まくった。
「音が良すぎるだろ! 明らかに生音じゃないだろ!」
的な業者も少なくないっすな。
明らかにリバーブやコンプレッサーなどを効かしいるデモ動画もあり、
「アコギは生音が命だろ!」
と思っているおれは、がっかりすることもあったのでした。
それはさておき、日本の業者さんはデモ動画演奏が下手くそな傾向。
アメリカとかラテン語圏のデモ動画は「え? 下手じゃん」と感じるものはほとんどなかった。
やはり、表拍にアクセントがある民謡、それから発展した演歌に永く慣れ親しんできた民であるわたくしたちは、裏拍を意識しないとそれらしいものにならず、そこに神経を向ける分、他がおろそかになってしまうのでせうな。
まー、おれの世代だと、最古の音楽の記憶はお寺のお祭りや神社の縁日で聴いたお囃子的なものだから、思春期頃から裏拍にアクセントがある洋楽を聴きはじめて、ギターを手にとっても、ちょっと遅いっすな。
いまの子供の原体験としての音楽は裏拍にアクセントがあるものかもしれないが、ウン百年かウン千年かの間に刻まれた表拍のDNAとせめぎ合っているのでしょうな。
嗚呼、眠剤が効いてきました。
まとまりがつかずにここまで。
明日も書きます。