月曜日。
週初めだが、コロナで作業所の仕事量は薄い。
午前中、ちょこっと作業をしたが、午後からはスタッフ含む全員がダラダラしていた。
おれは、半分寝ている者のじゃまにならない程度の音量でアコギを弾いていたが、
「イエスタディですね」
と理解する者もいた。
月一にかかる慈恵医大病院精神科の外来に電話をかけ、今月も電話診療にしてもらえますか? と頼んだが、3月に一回は来てもらわないと、とかいわれて、今月は外来に行きます。
今日の〆は、スーパーで買った冷やし中華。
モヤシと豚バラを一緒に湯掻き、ゴマダレでいただきました。
気が付くと、冷蔵庫は麺類でいっぱいっすな。
マルちゃんの焼きそばとマルちゃんの冷やし中華。
理蔵庫の中ではないが、出前一丁も3袋残っています。
出前一丁は、おれが小学生高学年のときにでてきて、胡麻辣油が画期的でしたな。
いろんなインスタント麺が生まれては消えたが、まだ生き残っているのは立派です。
まー、美味いのはサッポロ一番のシリーズで、チャルメラが次点で、出前一丁は明らかに劣っているとおれは思いますが、ノスタルジーは調味料になるようです。
23~24歳のころ、千葉の流山に小さな家を借りて犬を飼いました。
親の不動産転がしが最悪のころで、公営住宅で飼育不可だった犬を引き取ったのでした。
アメリカから帰国したら実家がそんな状態で、おれはすぐに千葉の柏に本部がある塾の講師の職を見つけ、東武野田線の江戸川台という駅に近い物件に住んだのでした。
犬を飼うからアパートではなく、小さな戸建てでしたな。
当時の江戸川台駅近辺は、おれにとってはこの世の果てのようなイナカでした。
塾で教えたあとにあの駅まで帰ってきて、頻繁に駅前の居酒屋に寄りました。
赤いウインナを炒めたものなど、居酒屋のメニューとしては、たぶんあのころが最期だった気がします。
犬は雑種の中型犬で、トロという名前でした。
いつも犬がいた家庭で、人格ではなく犬格にランクを付けるならば、最高の犬でした。
のちに血統書がついた紀州犬のつがいを飼いましたが、小狡いところがあり、お前らはトロに遠く及ばない、と思いましたな。
イナカだったから、夜は放し飼いにしていました。
塾の仕事は中学生が相手であったから、彼らが教室に来るまではたっぷり時間があり、当時、ボロいサニーにトロを乗せて、江戸川のどてっぷちまで行き、リードを解くと、トロは土手や田んぼをイキイキと走りまわりました。
おれは土手に座り、アコギを弾きましたな。
ブレッドの『イフ』をしつこく弾いて、指に馴染ませました。
あれから40年弱が過ぎ、おれは『イフ』をいまでも弾くことがあり、You Tubeでオリジナルを流しながら、きっちり弾けることが確認できて嬉しかったりします。
ではでは。
ここまで。
明日も書きます。