日曜日。
休日。
10月末で週末だから、渋谷はハロウィンで騒がしいのだろうな。
去年は逮捕者もでて、今年はドンキホーテが酒類を売らないといっていたから、他もそれに倣うのだろう。
40年とかまえのことだが、アメリカでもハロウィンはあり、銀行のカウンター女子もめっちゃ仮装していた。
キッスというバンドは、全員がメイクしていることで売ったが、そういう類いのメイクのお姉さんに、カウンター越しに振込用紙とかをわたしたことを覚えている。
仕事中なのに?
おれは思ったが、渋谷の馬鹿騒ぎのようなことはなかった。
夕方からの、パーティみたいなところに行くのに、少しは仮装してないと浮くだろうから、仲良しの女子に化粧してもらった。
つまりは女装なんだが、鏡を見て萎えた。
まー、パーティには行った。
ギリシャ人的な白い衣装の男子は、首にぶっといニシキヘビを巻いていて、こわくて近づけなかった。
みな、靴下で隠してバドワイザーを飲んでいた。
缶に靴下を履かせる要領で。
缶ビールくらい、と思う者は多いかもしれないが、日本以外の国では、日本のように、酒をおおっぴらに飲めることは少ない。
それとわかっても、靴下で隠していて、おれもそれに倣った。
マリファナはほぼ公認で、タワーレコードにも、マリファナグッズを売るブースがあり、日本のツタヤのエロものコーナーのようなものであった。
おれは、母方がプロテスタントで、ガキの頃はそういう教育を受けたが、ハロウインは
あっちに行くまで知らなかった。
あれは、そもそもケルトの風習で、キリスト教以前からあったようだ。
長い年月をかけて、白人社会で根付き、今はファーイーストの街、渋谷でも大騒ぎである。
話は飛ぶが、ゾンビとかも、ものごころがついたころには、火葬が義務で、日本の発想ではないよな。
死体が墓からむくむくでてくるとかは、火葬の国ではないことである。
ではでは。
ここまで。