木曜日。
休み明けでしたが、クリアフォルダにシールを貼る仕事はガッツリ残っていました。
的を外さないように貼れるメンバーはわずかで、今日はいつもより少し遅くまで仕事をし、約1000枚を貼って帰宅時間を記帳し、行きつけの居酒屋に寄りました。
小雨が降っているせいか、カウンターはいつものように埋まりません。
白身魚はカワハギ、クロダイ、マコガレイが選べましたが、マコガレイを注文。
カレイの類いは北方系の魚で、冷たい海にいます。
関東だと陸っぱりからつれるのはマコガレイかイシガレイ。
おれの経験だと、マコガレイは冬場よく釣れましたが、掌サイズのものがほとんどでした。
イシガレイは利根川河口でハゼを狙ってるときの、嬉しい外道でした。
プロ野球の日本シリーズ中継をカーラジオで聴きながら、岸から近いところでハゼが上がり、竿先の鈴がリンリンと鳴って置き竿が持っていかれそうなタイミングで合わせ、良い型のイシガレイが上がりました。
阪神が日本シリーズで試合をするとは誰も予想しなかったころのこと。
いまも語り草になっている、バックスクリーン3連発、があった年で、3連発されたピッチャーはGの槇原でした。
数日前まで、ミスター・パーフェクト、の異名を欲しいままにしていたあの人が、バース、掛布、岡田に3連発を食らったときも、クルマを運転していて、ラジオ中継を聴いていました。
そのときの解説者が「阪神今年はあるかも!」といい、実際にあったのでした。
当時のおれは、バイトではない仕事のことはじめで、外資損保の千葉支店勤務でセールスマンをしていました。
支店長は大阪の人でしたが、Gのファンでした。
阪神が優勝して胸中複雑だったでせうな。
支店長の愛車は白いスカイライン2000GTで、ターボ付きのエンジンを積んだモデルでした。
おれはダイハツのシャレードに乗っていて、信号が変わってダッシュすると、シャレードの方が出足が速く、支店長は悔しそうでした。
損保の支店長が信号グランプリ的なことをする良い時代でした。
たまに宅にもおじゃまして、奥様の手料理を振る舞われることもありました。
おー、もうすぐ900文字。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。