MOJOkunの日記

2019年末にヤフーブログが閉鎖になるのでこちらに引っ越しました。

材が「木」ではないギターが当たり前になる日は案外早く来るかもしれません。

金曜日。
今日から四連休。
昼前にスーパーへ買い出しに。
11時まで松屋に入店して朝定食をいただくつもりでしたが、DTM機材を弄っているうちにタイムオーバーになりました。
最近、アコースティックギターをEQやコンプレッサー、リバーブも薄くかけてDAWに録音していますが「時代の流れ」のようなものを感じました。
それは、木材を使わないギターの時代がすぐそこまで来ている的なもの。
おれがエフェクトをかけることに慣れていないせいもありますが、録った音を聴いてみると、今は楽器の良し悪しにこだわる時ではないように想います。
EQやコンプ、リバーブで薄化粧(濃いかも)が施された音は、楽器の木材特性を損ねるような。
オールソリッド仕様でなくとも、オール合板仕様のギターでも良い音で録れてしまうような。
アコギはもとより、エレキギターにしても材料は木で、今は代替え材でまかなわれることが多いですが、それとて有限であることは変わりがないので、いつかは枯渇します。
植林して育てて伐採してシーズニングさせて加工する、という方法もありますが、「植林」から「加工」までになが~い月日がかかります。
今は人工的に乾かす技術も出てきてはいますが、焼け石に水でせうな。
これからオールソリッドのギターは更に高価になるだろうし、合板仕様のギターもおれが弾き始めた50年前とは雲泥の差で良くなってきています。
ギターを弾く人の多くは合板ギターを弾き、宅録でエフェクトをかけまくるようになるでせう。
ちらほらとオールカーボン製のギターも見かけるようになりました。
材が「木」ではないギターが当たり前になる日は案外早く来るかもしれません。

ここまで。
明日も書きます。

今夜の一曲。
Don't Know Why - Norah Jones (Fingerstyle) arranged by Kent Nishimura
無垢材が贅沢に使われたギターで奏でられています。
エフェクトはどうなのだろう。
たぶん薄くかかっているような。


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