金曜日。
今日も作業所で目一杯仕事をした。
新しくメンバーになった者が、
「何で、そんなに早くできるのですか?」
とか訊いてきたが、
「努力したから」
と応えた。
おれは、的を決めたら、一点集中するタイプの人間で、ギターがそうであるが、これだけやってこの成果かよ、とか、今は思う。
you tubeを観るようになって、その思いは更に強まった。
世界中に無名の凄腕がいるから。
人生を変えたのは、ギターの次に、パソコンであった。
キーボードの変換機能のおかげで、文章を書く気になった。
子供のころに、勉強がきらいであったが、本を読む習慣はついていて、漢字は読めるが、ちょっとの漢字が書けない。
辞書をひきながら、原稿用紙に手書きするとか、面倒くさくて、とてもやってられないが、キーボードの変換一発で、ことが足りるようになり、「屈託」とかも、あたかもおれの語彙であるように書いたりしてきた。
インディーズ文芸誌秋号におれが書いた小説が載った。
2冊買って、読みたい者と読ませたい者に手渡したが、早くも冬号のコンペがあるらしい。
お題は「薬」で、それらしい既作があるが、どっちかいえば「薬」ではなく「クスリ」であって、投稿してもはじかれるかもしれない。
まー、なんというか、10年くらい前に書いたものが紙の活字になり、やる気がでてもいいはずなのだが、次のコンペに、またも旧作を上げるとか考える体たらく。
〆切はまだ先だが、新たに書く、とかの気は全然起きなくて、既作を上げるか否かで迷っているのは、なんだかなー。
ではでは。
ここまで。