月曜日。
休日。
ベッドで目が覚めて、伸びををしたら、足が攣った。
5時半であった。
起きて、医師処方の攣り止めを飲んで、パソコンを立ち上げる。
巡回するサイトに異変があった。
文藝雑誌「文戯」秋号に、おれの書いた小説が載るようだ。
プロフや作品紹介をDMせよ、とツイッターのメッセージが来て、怪しいとか思っていたのだが、どうやらマジでおれの「辰雄のこと」が掲載されるらしい。
10年くらい前に書いたもので、発表は2ちゃんねるに連動した投稿サイトであった。
あの板に、人が最も集まっていた時期のことで、規模のでかい祭り(コンペ)で優勝した作品である。
おれは、40代の始めから50代初めまで、寡作ではあったが、小説を書いていた。
50を過ぎて、休火山か枯渇かしらないが、書けなくなった。
また書きたいと思い、この4~5年は、毎日のこの日記をノルマとし、欠かさず更新している。
トレーニングのつもりであったが、いつの間にか、更新することが目的になってしまって、小説のネタは降りてこない。
まー、それでも、愚直なところがあるおれは、毎日更新を続けている。
思春期にギターに手をだして、同時に始めた者たちより上達が早く堪も良かった。
これは行けると踏んで、毎日弾いて、それなりになり、それなりになったら、維持するのに毎日弾かなければならず、それはそれで無間地獄なんだが、文も楽器もそういうところはあると思う。
無間地獄と思わず、すいすい泳げば、次のステップも見えてくるのかもしれない。
そういえば、今日はギターの朝練をしていない。
もう飲んでしまったし、今からする気もおきない。
ではでは。
ここまで。