木曜日。
7時前に部屋を出て、慈恵第三病院に向かう。
8時半からの診察だが、7時ちょい過ぎには病院に着いた。
つまり1時間半くらいは待つことになり、それは、もっと遅く部屋を出ても似た時間を待つから、ゆっくりすればいいとの指摘もありそうだが、人混みが苦手なおれは、だれもいない外来のベンチに座りたい。
そして、診察室から最初に呼ばれる患者になりたい。
今日もそうなって、医師との話は、インフルエンザに罹って難儀したことを伝えた以外は、いつも通りで、会計や院外薬の番号札も1番であった。
前年度の末に、スタッフから、財政的に苦しいとの話があって、おれは新年度から仕事をする時間を1時間増やした。
週4日通って、1時間増やせば、4週ならば月に16時間増えることになり、メンバーができることはそれしかないからそうしている。
それで、おれの工賃はアップしたが、他の者は、会議の席ではスタッフの話に頷くのだが、それが終わればいつも通りの仕事時間で、工賃を増やそうとする者は少ない。
精神障害者だから、というエクスキューズが見えて萎える。
ではでは。
ここまで。