土曜日。
休日。
マーチンD28を買って一週間が経ち、
今日も朝からずっと弾いていました。
突然ですが、真に上手いフィンガーピッカーは、右手(サウスポーを除く)は親指と人差し指しか使わない。
ゲイリー・デービス、ライトニング・ホプキンス、マンス・リプカムス、マール・トラビス、ドク・ワトソン。
他にもたくさんいます。
おれは、日本の4畳半フォークからの伝統である3フィンガースタイルを十代で習得し、30代でブルースのソロギターに目覚めたが、いまさら2本指には戻せず、いにしえの達人たちの2フィンガープレイを、3フィンガーで弾いています。
2フィンガーのベネフィットポイントはリズムをキープしやすいことに尽きる。
ソロギターだから、ドラムスやベースに合わせることはできない。
使う指は少ない方がリズムキープには適している。
当たり前のことですが、30代で直す気にはならなかった。
ドク・ワトソンはカントリーの人ですが、持ちネタに『ディープ・リバー・ブルース』があり、2フィンガーでの素晴らしい演奏がYou Tubeで観れます。
モノクロの古い映像だが、マーチンの素晴らしい鳴りが聴ける。
同時期のブルースマンは、売れている者でもギターはギブソンであることが多く、マーチンと比べるとまるで鳴っていない。
ギブソンの型番J-45は、発売当時45ドルで買えたからで、そのころのマーチンD28はギブソンの3倍の価格であったそうな。
2020年のいまでも、価格はマーチン>ギブソンだが、数万円の差であります。
長い月日をかけて、ギブソンが追いついてきたのですな。
昨今の有名ミュージシャンも、ギブソン率が高いように感じます。
ピックでガッツリ弾きながら歌う人には適しているようです。
まー、彼らは両方持っているとは思いますが。
さて、眠剤タイムになりました。
ではでは。
とりとめもなくここまで。
明日も書きます。
最後に上記ドク・ワトソンの『ディープ・リバー・ブルース』を貼っておきます。
興味を持ってくれた人はご堪能あれ。