金曜日。
朝、目が覚めて、ベッドからしばらく出なかったが、テレビを点けたら5時であった。起きて小便をし、パソコンを立ち上げ、7時前からギターを弾いた。
最近はアコギ中心で、右手指先の爪の具合に気を遣います。
爪がのびていると、音量は出るが、安っぽい音になる。
爪切りのヤスリで調整しながら、良い音をさがします。
おれが指弾きに特化したのは、住宅事情と親の無理解のせい。
引っ越しばかりだったが、東京と埼玉と千葉であったから、どこも大きいとはいえない家屋で、アコギをピックでガッツリ弾くと、親が「うるさい」と文句をいった。
だから、指で弾く癖がついて、還暦すぎたいまはアパート住まいだから、指弾きしています。
指弾きのベネフィットポイントは、弾くギターの最も良い音をさがせる点にあります。
まー、例外はあるけれど、ギブソンのアコギで指弾きしてもしょぼい。
ピックでガッツンガッツン弾くと良い音で鳴るけど、ギブソンを買えるようになったときは、既に指弾きの手癖がついていて、御茶ノ水で買った型番j-45は、指弾きではまるで鳴らなかった。
まー、それがオール単板仕様ギターを買った最初で、こんなはずじゃない、とか思い、ギルドに替えたり、テイラーにしたり、マーチンにしたりであった。
総合的にはマーチンの鳴りが良かったが、おれが買った個体は、アコギにしてはテンションが緩かった。
それを下取りにして、違うマーチンにしたり、ギブソンに戻ったりを繰り返し、いまはヤマハを弾いています。
オール単板で売価10万円を切るモデルは、世界中見渡しても、経営母体がでかいヤマハにしかつくれない。
こういうことは、身銭を切らないと分らないことで、長い期間、金をかけての結論である。
最近はアコギを触る時間が長く、30代のころに精魂込めて身につけた奏法を思いだすことがあり、良い感じである。
30代で覚えたことなど、消えてしまうと思っていたが、毎日ネックを握れば、甦るものであるのだなー。
でも、ネックを握る際、親指を巻き込んで6弦を押さえることが多い技術で、第一関節がヘンないま、弾き終わると痛む。
まー、痛むより弾ける方が良いです。
ではでは。
ここまで。
明日も書きます。