MOJOkunの日記

2019年末にヤフーブログが閉鎖になるのでこちらに引っ越しました。

サムピックを買いに行ったら、親指が太すぎてラージサイズでも装着できなかたことがあった。

土曜日。

休日。

今年は梅雨まえに除湿機を買って、以来部屋の湿度は一定に保たれていたはずですが、アコギが良く鳴っているなーと感じました。

除湿機以前も秋になると「鳴ってる」感はあり、季節が変わったことを実感するのでした。

さて、以前にマーチンは絹豆腐でギブソンは木綿豆腐の如くなんちゃら、と書きましたが、ギブソンを弾いてからマーチンを弾くと、ギブソンの8掛けくらいのタッチで弾かないとマーチンの売りである「シャリーン」感が薄れることに今更ながら気づくのでした。

You Tubeの楽器屋さんデモ動画を見ると、店員さんがピックでガッツリ弾いて「このジャキジャキした感じがギブソンです!」と、判で押したように。

ギターを弾きはじめた頃に「GATS」とか「新譜ジャーナル」とかの雑誌を読んでも、ギブソンはジャキジャキの擬音で形容されることが多かった。

ところで、おれはアコギを指でしか弾かない。

ギブソンはピックでガッツリ弾いてジャキジャキする音」

とミドルティーンの頃に刷り込まれたのかもしれませんね。

そのせいか、指弾きだけどデカい音で鳴らせます。

思い出した。

サムピックを買いに行ったら、親指が太すぎてラージサイズでも装着できなかたことがあった。

それをアドバンテージと考え、よし、この太い指でルート音をハジくぜ、と。

エレキギター以前のブルースマンたちに傾倒したことにも一因があると思います。

彼らのフィンガーピッキングは一様に音圧がすごかった。

オンステージや録音時の環境が、いまとは雲泥の差があったはずで、まずは音量、ということだったのでせう。

ということで、今夜の1曲はスクラッパー・ブラックウェル『ブルース・ビフォウ・サンライズ』にしよう。

音圧、すげーです。

 


www.youtube.com

 

長めのあとがき。

楽器店でアコギを試奏すると、試奏ルームがある店の場合、こちらへ、と店員のおにーさんにいわれることが多い。

楽器店で試奏している人のほとんどは、おっかなびっくりしながら弾いているように聴こえます。

それじゃ良い個体かどうか判んねーじゃん。

と思うのですが、おれが弾くとおっかなびっくりの人たちが散ってしまう、という現象はよく起きます。

で、別室に通されるわけですが、かつてはおれもおっかなびっくりしながらマーチンやギブソンを試奏し、あーおれはいまギブソンを弾いている、とテンパってしまい、良い悪いを聴き分けることもで出来ずに、スカの個体に何十万も払ったことがあります。

1度や2度じゃなかったなー。

 

ここまで。

明日も書きます。