MOJOkunの日記

2019年末にヤフーブログが閉鎖になるのでこちらに引っ越しました。

角栄は赤ん坊を抱いて、下駄履きで丸っこい縁側の石に立っていた。

木曜日。

今日もネタなしで書き始める。

報道ステーションを見ながらで、いま副総理が「河野を容認する」といった映像が流れた。

マスクから鼻が出ていて、違和感。

というかイヤな感じ。

作業所スタッフが「鼻を出すな」と口酸っぱくいうせいか、道行く人のマスクが鼻を覆っていないと、あいつは感染する、と感じます。

すげーむかしだが、週刊新潮に『男性自身』というコラムというかエッセイというか、連載されていたことがあって、書き手は山口瞳

ロッキード事件が表に出たかその前だったか忘れたが、田中角栄のどこかの家での縁側で撮られた写真を例に上げ、こういうことをする者は信用がならない、と書いていた。

角栄は赤ん坊を抱いて、下駄履きで丸っこい縁側の石に立っていた。

「赤ん坊を抱いて、下駄履きで足場の安定しないようなところに立つような者はダメだ。信用がならん」

という論調でしたな。

山口瞳は小説も書いていて、おれは読者でした。

弟のことを書いた『庭の砂場』という短編がつよく印象に残っていて、後年、山田詠美が編んだアンソロジー『せつない話』にも入っていた。

いまググってみると、吉行淳之介『手品師』、瀬戸内晴美『けものの匂い』、田辺聖子『恋の棺』、村上龍『ハワイアン・ラプソディ』なども入っている。

どの作品も鮮やかに思い出すことが出来ます。

あのアンソロジーを読んで、山田詠美を読んでみよう、という気になりました。

まー、どの作家もそうなのだが、初期のものが良い。

『ベッドタイムアイズ』『ジェシーの背骨』『蝶々の纏足』『ぼくは勉強ができない』『晩年の子供』『放課後の音符』。

どれも素晴らしい出来だと思いました。

才能に溢れていると感じました。

ある意味、いまより読めていたかしもれません。

自分も書く、という前提がなかったからね。

 

ここまで。

明日も書きます。

 

今夜の1曲。

サラ・ボーン『ミスティ』。

 


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アカウント、停止でけっこう。

水曜日。

定休日。

スマホのサポートに電話してみたら、「チャットで」という流れになって、「めんどくせー」と感じましたが、SMSの送り方を覚え、旧友に送信しました。

と、ここまで書いて、Facebookからメールが届いた。

いままで関心がなかったのだが、友人が急に逝って、その者はFacebook利用者だったから、アカウントを持てばそのことを伝えるのに役立つかな、と思ってそうした。

メールには、規定違反でアカウント停止、と書いてある。

猶予が30日あり、審査のリクエストができる、とかも。

まだ何もしていないのに。

身に覚えがないのだが、もしかすると、むかしにアカウントを取って放置していたのかもしれない。

アカウント、停止でけっこう。

審査など受けない。

 

今日は手短にここまで。

明日も書きます。

 

『HEY HEY』はエリック・クラプトンが『アンプラグド』で発表して、ブルースをアコギで指弾きする、という括りでスタンダードナンバーになった気がします。

これが弾けるようになって、いっちょ前になったなー、という気がしました。

難易度が低く、耳にした人も多いだろうから、初見の人に挨拶代わりに弾く曲としてうってつけだと思います。

オリジナルはビッグ・ブル・ブルーンジーという人で、その動画は以前に貼った記憶があります。

だから、今夜はクラプトン版を。

 


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昨日入ってきた訃報を忘れたが如く手を動かし、夕方には指が攣りました。

火曜日。

今日の作業所は忙しかった。

昨日入ってきた訃報を忘れたが如く手を動かし、夕方には指が攣りました。

 

帰宅して、逝った者とおれがが属する交友関係で、もっとも新しい集まりの幹事をした者にメールを送った。

幹事であれば、来た者たちの連絡先が判るはずだと思ったから。

でもメールアドレスはhotmailで、そのときだけの捨てメアドかもしれない。

1日待って、返信が来ないようであれば、ちがう方法を考えます。

ラインでつながっている者には知らせた。

「SMSを使えばいい」

との助言をもらったが、おれはその機能を利用したことがない。

写真とか動画のアイコンも、いままで1回も触ったことがない。

スマホは、電話付きの図書館を持ち歩いているくらいに考えていて、たまに通話し、ネットにつながればそれでいい。

明日は定休日だから、サポートに電話して「SMS」について聞こう。

 

さて、3日くらいまえに、

「おれが総裁になって政治と金の件をはっきりさせる!」

と豪語した者が

昨日には、

「森友再調査をするという意味ではない」

といった。

政治を語ったり書いたりする小説家は2流だと思うし、書くなら『百年の孤独』くらいのもの書いてほしい、と思っています。

ここを毎日更新するのも、いままで読んできた、おれが思うところの1流書き手に少しでも近づきたいからであるが、毎日のことだからつい目先のネタにはしります。

まー、でも20年前に自分で書くようになって、延々と書き続けるプロの作家はそのことだけですごい、と思うようになりましたな。

おれの世代だと、書きまくって内容も素晴らしかったのは、藤沢周平で一択。

 

ここまで。

明日も書きます。

 

逝った者は音楽が好きで、ピンク・フロイドツェッペリンのロゴが入ったTシャツをよく着ていました。

スティーリー・ダンが好きともいっていましたな。

今夜はスティーリー・ダンドゥ・イット・アゲイン』を。

 


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おきざりにした悲しみは。

月曜日。

週初めの作業所は単価の安い仕事の数量が多く、夕方までに「千個」の目標をたて、その数が成って帰宅しました。

グラスに氷を入れウイスキーを注ぎ、パソコンのメールをチェックすると、訃報。

とても親しい友人が逝きました。

アタマが真っ白になることはなかった。

既にお酒を飲んでいましたが、献杯しその者を偲びました。

旧知の友人たちに伝えなければならないけれど、明日でいいや。

サンノゼステイツで、キャンパス内の学生寮にいた日本人が、帰国してからも定期的に飲み会で集い、最近だと3年くらい前に6~7人が新宿の居酒屋で乾杯しました。

その会は、途中で「解散」といっていい期間行われなかったけれど、子育てが終わった者などが熱望し、再開したのでした。

次はいつだろう?

そのメンバーで、逝った者は今回で3人め。

この歳になると、ちがう筋の友人も。

10代のころのバンド面子が既に2人逝きました。

4人編成で、下手くそなドラマーとおれが生きています。

 

ここまで。

明日も書きます。

 

今夜は吉田拓郎『おきざりにした悲しみは』を貼ろう。

歌いだしの「生きていくのは、あ~、みっともないさ~♫ あいつが死んだときも、おいらは飲んだくれてた~♫」。

を思い出したから。

鎮魂歌。

 


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サプライズでのジェフ・ベックのリアクションがとても可愛いっす。

日曜日。

休日。

今日も涼しい1日でした。

スーパー買い出し以外は部屋にこもりました。

 

デスクトップパソコンに向かって右側にマーチンとギブソンを置いていますが、マーチンを手に取りやすい位置に。

ギブソンの方が弾きやすい理由で遠くに置くわけです。

マーチンD-28はフルスケールで弦のテンションがきつく、ネックもギブソン比で幅広。

ギブソンJ-45はショートスケールゆえ弦の張りがゆるくネックも細め。

テンションがきつくネックも太い方がデカい音がします。

弦の張りがゆるくネックが細いと弾きやすい。

つまり音量はマーチン>ギブソン、ですが、手に馴染む感じはギブソン>マーチン。

となると、ついギブソンに手が行きがちで、偏りを避けるためにマーチンを手に取りやすい配置にしているわけです。

 

今日はハウリン・ウルフを聴きまくりましたな。

高校生の時に、フランク・ザッパ率いるマザーズ・オブ・インヴェンションのアルバムを買って目が点になってしまったことがあった。

おれが苦手な「前衛」というやつで、ザッパのギターソロ部分にだけ針を落として聴いたものです。

後年、リトル・フィートのヘッド、ローウェル・ジョージやヘビメタ速弾きのステイーヴ・ヴァイがマザーズにいたことがあると知り、ちょっと調べると、

ハウリン・ウルフを聴いて何かを感じないようなやつはだめだ」

的な発言をザッパはしていて、それを知った頃には既にマディ・ウォーターズのCDを聴いていたから、ハウリン・ウルフも聴いてみようという気になったのでした。

シカゴブルースはあのふたりがしのぎをけずりながらひな形をつくったといえます。

ウルフのバンドのギタリスト、ヒューバート・サムリンのタイム感を、エリック・クラプトンは20歳そこそこでモノにし、それは『ブルースブレイカーズウイズエリック・クラプトン』というアルバムで聴けます。

まー、そういう弾き方をする者は他にもいたのでせうが、録音したのはクラプトンが最初で、

「おー! アフリカン・アメリカンでなくてもあのタイム感がだせるのか!」

 というふうに世界中に広まったのだとおれは思っています。

クラプトンは、あのアルバムで、1生分の仕事をした、とおれは考えます。

クリームもレイラもレイドバックもアンプラグドも余生。

おや? ハウリン・ウルフについて書こうとしましたが、横道にそれましたな。

 

ここまで、明日も書きます。

 

さて、今日はここを更新するまえから貼る動画を決めていて、それはジェフ・ベックのオン・ステージ。

『ピープル・ゲット・レディ』という公民権運動がテーマのゴスペルタッチ楽曲を、ジェフ・ベックが弾いてロッド・スチュワートが歌いヒットさせたのは80年代だったかな。

後年、ベックがピンのステージであの曲を演奏していたら、サプライズでロッドが現れ歌いだし、そのときのベックのリアクションがとても可愛らしい。

ジェフ・ベックも人の子、と思ってしまった。

以下にその模様を。

 


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ロバート・ジョンソン音源のピッチが実際より高いとの情報を得ました。

土曜日。

休日。

10時過ぎにスーパーへ買いものに出ました。

外出はそれだけ。

 

フィリピンの航空キャリアが会社更生手続、とヤフーニュースに書かれていた。

JALANAも社員が様々な企業に出向してるようです。

トヨタのディーラーとか家電量販店などに。

さて、今日は初めて飛行機で外国に行ったとき、つよく印象に残っていることを記します。

成田空港からシアトルの空港に着き、アメリカの国内線でサンノゼ行きに搭乗するまでいくらか時間があり、売店で買ったコーラを飲みながら、ベンチに座り行き交う外人さんを眺めていると、タイトなスーツ姿の美女たちが歩いて来る。

メキシコのキャリアのスチュワーデスさんたちで、キレイな外国人女性は映画やテレビでしか見たことがなかったので、「おー!」と。

ただそれだけのことですが、インパクトは強烈でした。

 

それと、上に「トヨタ」と書いて思い出したのだが、昨今のカーデザインについても記しておこう。

この件は以前にも書いたかな?

いま街を走っているトヨタのヤリスはとても良いデザインだと思います。

30年前、カーデザイナーはジウジアーロガンディーニが2大巨匠で、ともにイタリアの人。

当時、日本のクルマのハイクオリティは既に世界中に知れ渡っていましたが、デザインがイマイチだとおれは思っていました。

モーターショーなどで、日本のデザイナーも良い仕事をすることは知っていましたが、コンセプトモデルが量産化されると、デザイナーの意向は削られていた印象。

時が経ち、板金技術等も上がり、ヤリスのようなキレイなクルマが街の景観にとけ込んでいるのでせう。

ところで、おれはランボルギーニカウンタックをデザインしたマルチェロ・ガンディーニを尊敬していました。

彼の手によるフランス車2台を乗り継ぎましたが、頻繁におきる故障に降参しました。そして、トヨタの中古車に替えたのでした。

クレスタという、故障がなくエンジンが6気筒ということくらいしか取り柄がないクルマだと思っていましたが、それがおれの最後のクルマになりました。

 

ここまで。

明日も書きます。

 

今夜の選曲はロバート・ジョンソンにしよう。

つい最近、彼の遺した音源はピッチが実際より半音程度高い、という情報をネットで得ましたが、信用性はあるのかな。

それだけちがうと、曲のテンポもかなり遅くなるはずで、キース・リチャーズエリック・クラプトンが何らかのコメントを出すと思うのだが、そういう話はまだ聞いていません。

これまで流通していた『クロスロード・ブルース』を貼っておきます。

半音下がると、雰囲気がまるでちがうものになりますが。

 


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古い音源でもアコースティック・ギターが良く鳴っている例があります。

金曜日。

週末の作業所はけっこう忙しかった。

いつもの業者からの仕事と、たまに来る仕事が重なりました。

おれは午前中に請負の掃除仕事をし、午後からはたまに来る方を。

夕方までに納期に間に合う目処がつき、帰宅。

今日も涼しく、掃除仕事では替えのTシャツは着なかった。

このまま涼しくなってくれれば良いのだが、来週はまた30度になる日があるようです。

 

今週はいろいろありましたな。

某小室氏と皇室女子の結婚が決まったり、現総理が総裁選挙にでないといったり。

ネットニュースのヘッドラインに「11月に旅行容認か」とあるから、居酒屋に行ける日も遠くないのかもしれませんね。

おれの通う店はいずれも個人経営で、存続が危うい気もしましたが、いまのところ無事なようです。

とはいうものの、毎日々ウン千人の感染者が出ていると、いつかはおれに当たる気がして、おもしろくありません。

ワクチンも、3回があたりまえ、の空気になりつつあるけれど、3回目の段取りがついているとは思えません。

未接種の人が多い国もあるしね。

あるいは、ワクチン先進国イスラエルの状況が芳しくないと報道されています。

デルタ株以外にもいろいろあるらしい。

ラムダとかミューとか。

変異とワクチンの追いかけっこになる予感はありました。

 

ここまで。

明日も書きます。

 

今夜はミシシッピジョン・ハートを。

この人は芸名がめっちゃブルースなのに、遺した音源はブルージーではないっす。

かといって、カントリー的でもありません。

レパートリーはブルースやカントリーが成立する以前の民謡的なものが多かった。

ブルースに特有の音は聴こえませんが、指弾きのタイム感はアフリカン・アメリカンのそれ。

古い音源なれど、アコギが良く鳴っています。


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