金曜日。
でも作業所は週末ではありません。
明日は開所日で、おれは通所します。
いつものように夕方まで仕事をし、今日は行きつけ居酒屋に寄りました。
ヒラメ入りの刺盛りと鮎の塩焼き。
お客さんも戻ってきて、開店してすぐに満席になりました。
魚自慢のお店だから、客足とクオリティは比例します。
今日はコロナ以前の8がけ程度で、満足できるものでした。
電車内で『スミヤキストQの冒険』を読み始めましたが、出だしはカフカっぽい。
不条理系の展開になる予感。
「感化院」「島」。
これらから瀬戸内海のどこかの島を連想しましたが、倉橋由美子は高知県の出身だとか。
四国だけど、あそこは太平洋に面していて、瀬戸内ではなし。
土佐の国で、土佐といえば鰹っすね。
温暖化のせいか、いまは鰹が1年中食べられる世の中になりました。
冷凍ものもあるのでせうが。
5月の節句のころに千葉の勝浦あたりで獲れた鰹を飛脚が走って江戸城下に運んだものが初鰹。
秋に脂がのる戻り鰹。
そういう「旬」は、鰹に限らずなくなりつつありますね。
夏が旬の魚は鱸や鯒でしたが、いまはそれも曖昧だし。
まー、鮎はこの季節のものでしたが、いまは養殖物がほとんどだし。
鮎で思い出しましたが、川上弘美『センセイの鞄』で、センセイと月子が居酒屋で天然物の鮎を有難がる風潮を揶揄するような場面がありました。
鰻にしても似た状況っすね。
560文字に達したところで、ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
柳ジョージ『酔って候』