金曜日。
連休3日目。
そして大晦日。
昨日衝動買いしたギターの鳴りがとても良いです。
アコースティックギターを指で弾くと、森の奥から澄んだ音色が聴こえてくるような気持ちになりますが、使われている木材によって微妙に違いがあります。
おれだけではなく、ほとんどの人の耳に刷り込まているのはローズウッドの音だと思います。
マーチン28系の音色。
ボディのサイズによる違いはあるにしても、ビートルズ後期でマッカートニーが弾いたギターも28系だしクラプトンが『アンプラグド』で弾いたのも28系。
マーチン28系の次に流通量が多いのはギブソンのマホガニー仕様ですが、ギブソンは頑なにサスティーンやナチュラルリバーブを避けている気がします。
まー、それが2番めに売れている理由で、商いとしては正解でしたな。
マーチンは28や35、高価な40番代もローズウッド仕様ですが、マホガニー仕様のものもあり、それが18系。
おれには、18系は森の奥よりさらに深い、人が分け入れない妖精が棲むような地から微かに聴こえてくる音色に聴こえます。
ざっくりいって、ギブソン以外のメーカーはマーチンの音色を意識しているから、18系に似たギターは巷に溢れています。
おれが買ったYAMAHAもそういうギター。
2年くらいまえに出た新しいモデル。
高スペックと低価格で、楽器店に入荷されてもすぐに捌けてしまうようで、You Tubeの動画ではよく見かけますが、おれの行動範囲内の店では見たことがありません。
店売値と通販の値もほとんど変わらないということは、売る方も強気なんですね。
昨日は「ある?」「あります」「じゃー買う」という流れでした。
衝動買いして帰宅して、忘れていたテレキャスリペア完了のメールを確認し、あー、こっちにも金がかかるのだなーと。
引き取りは早いほうが良いと思い「新年いつから?」「元旦でもいいですよ」「じゃー元旦に行く」という流れに。
元旦は明日で、のんびりお年越しなどせずに眠らないと予約時間に間に合いません。
さて、横目でテレビの格闘技中継を観ていますが、選手はリングに上がるまでの花道でいろいろパフォームしないといけんようです。
それだけで10のうちの3ぐらいを消費してしまう選手もいるだろうに。
試合後のマイクパフォームもうざいっす。
興行である以上仕方がないのでせうが。
ここまで。
今年最後の日に読んでくれている人々に感謝しつつ、明日も書きます。
今夜の1曲。
伴奏はピアノとアコギ。
アコギはギブソンJ-200。
高価なのに鳴らないギターとして、アコギ界隈では有名な型番です。