日曜日。
休日。
昨日の項で書きそこねた「七曲署」について記します。
七曲署はすげーむかしのテレビドラマ『太陽にほえろ』で設定された架空の警察署。
刑事もので、石原裕次郎がボスと呼ばれていました。
放映されていた頃、小田急線の参宮橋駅から徒歩5分のマンションに住んでいたことがあり、高校帰りに都バスの停留所を降りて自宅に向かって歩き、ないはずの電話ボックスがあると「あー、太陽にほえろの撮影をしてるんんだな」と判りました。
人気の高い刑事ドラマだったから、有名な役者さんを何人も見かけたのですが、坂口良子という女優さんがゲストの会の撮影で、彼女のあまりの美しさに驚愕したのでした。
神々しい美とはこのことかと。
真っ赤なお召し物がとてもお似合いでした。
後年、ツアコンの仕事でシャネルの赤いスーツ姿の女性支配人的な人をニューヨークの免税店だかで見かけ「すげー!」と感じましたが、10代なかばで見た撮影時の坂口良子さんはもっとすごかったなー。
あれから短くいない時間が経ち、彼女は亡くなり、娘さんがホストクラブ通いで借金をつくったりプロレスに出て怪我をしたり、的な情報をネットニュースで見かけます。
いやー、諸行無常とか月日は百代の過客とか、そういう言葉が浮かんできます。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
吉田拓郎『ガラスの言葉』。